事業継続対策 (BCP) を Office 365 で行っている 11 事例を一挙にご紹介

新しいワークスタイルを実現するビジネス向けクラウドサービス Office 365 は、災害時のコミュニケーション方法を確保したり、データバックアップを行うのに有効であり、東日本大震災の時にもその有効性を感じたお客様が多くいらっしゃいます。近年では、事業継続対策 (BCP) を意識して Office 365 を選択されるお客様の導入が増えています。

本日は、BCP を意識して Office 365 を導入いただいた事例として、新たに発表した 2 事例を含む最新 11 事例をご紹介します。(順不同)

  1. 楽天株式会社 - プロ野球チームから金融業まで手掛けるインターネットサービス企業。メール部分をまずクラウド化して冗長性を確保し、認証系は Windows Azure 上の AD で構築中。
  2. トヨタ紡織株式会社 - 1918 年創業のトヨタグループの自動車部品メーカー。災害時の継続運用も想定した工場停電時のメールダウンタイムをクラウド化で改善。
  3. ブックオフコーポレーション株式会社 - 中古書籍をはじめとする各種リユース事業を手掛ける会社。災害時にメールシステムのダウンタイムを軽減できる環境を構築。
  4. ソフトバンク・テクノロジー株式会社 - ソフトバンクグループの技術中核会社。震災をきっかけに出社できなくてもメールのやり取りができる環境を実現。
  5. 株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ - 海外進出も進めている結婚式のプランニング会社。震災時にも社員の安否確認、通信手段の確保が可能なシステムを運用。
  6. 岡谷エレクトロニクス株式会社 - 創業 340 年の歴史を持つ鉄鋼会社が母体のエレクトロニクスの会社。災害時のシステムの可用性をクラウドで確保。
  7. 株式会社コスモピア - 科学教育書籍の出版やシステムの運用サポート等を行う会社。震災をきっかけにペーパーレス化を実施、災害時のリモートワークも想定して運用を設計。
  8. サイファー・テック株式会社 - デジタルデータ保護技術等を提供するソリューションベンダー。東京と徳島のオフィスに従業員を分散しリモートワークと災害対策を実現。
  9. 株式会社ゆめみ - モバイル特化のサービスを提供する会社。災害時にも場所を選ばず事業が再開可能な環境を構築。認証系は AD FS / AD を物理・仮想サーバーで冗長化、最小限のダウンタイムで復帰可能。
  10. 有限会社保険センタートキオ - 1984 年創業の島根の保険代理店。しっかりとしたセキュリティを保ちながら、重要書類を間違いなく保存、管理し、災害時にも確実に利用できる体制を構築。
  11. 大阪大谷大学 - 1909年に設立された大阪の私立大学。メールシステムのクラウド化と認証システムのバックアップをクラウドに構築することで、災害があっても止まらないメールシステムを実現。

Office 365 のその他の導入事例については、Office 365 製品サイトにてご紹介しています。BCP 対策、リモートワーク、ワークスタイル変革、コスト削減などさまざまなテーマの事例が紹介されていますので、Office 365 導入をご検討中のお客様はぜひご覧ください。