Google Apps: "どこからでも効率よく" は本当なのか?


(この記事は Whymicrosoft.com に 2012 年 9 月 13 日に投稿された記事の翻訳です)

5 年は長い時間です。イギリスは 5 年で 2012 オリンピックスタジアムを建設しました。サンフランシスコは 5 年でゴールデン ゲート ブリッジを建設しました。Apple 社は 5 年で 6 世代の iPhone を発売しました。

Google がGoogle Apps のオフライン サポートを約束してから5 年経ちますが、いまだに提供されていません。

Google Apps のオフライン アクセスが非常に限定されたものであるにもかかわらず、Google は、ユーザーが Google Apps を使用して"どこからでも効率よく" 作業できると主張しています。しかし、飛行機はどうでしょうか? 相乗り通勤時は? あるいは、診察室では?

ナレッジ ワーカーが 1 日のうちに遭遇する、インターネット アクセスが低速またはまったく利用できない場所は多数あります。そして、たまたま Google Apps を使用している場合、現実は効率的とはほど遠いものです。

Google の "どこからでも効率よく" という主張は、現実にまったく裏付けられていません。

Gabriel Consulting Group 社のアナリストである Dan Olds 氏は、Computer Week 誌で次のように述べています。「オフライン アクセスは Google が優先させ、これまでに提供しておくべきだった機能です。Web アクセスはまだ、一部で思われているほどどこででも可能なわけではなく、オフラインで有用な作業を行えることは、多くのビジネス ユーザーにとって重要なことです」

遅々として実現しない提供
最も求められている機能の1 つであるにもかかわらず、Google Apps でのオフライン アクセスの提供は遅々として進みません。Google は、Google Gears (Gmail のオフライン アクセスをサポートした Web ブラウザー拡張機能) を最初にリリースした 2007 年 5 月にオフライン アクセスを実現すると約束しましたGoogle は、2009 年 11 月に Google Gears を断念したとき、代わりに、各種ブラウザーでサポートされているオープン スタンダードである HTML5 仕様によるオフライン サポートを組み込むことを約束しました。しかし、Google は、2011 年 8 月に Gmail オフライン アクセスを再導入してこの約束をようやく果たし始めるわけですが、これだけで 2 年近くかかりました。

2011 年 9 月までに、Google Apps の顧客は Google ドキュメントをオフラインで確認できるようになりましたが、それらを編集する必要があっても残念ながら不可能でした。これについては、今年の 6 月に Google が最終的に Google ドキュメントの編集のオフライン サポートを発表するまで待つ必要がありました。

 

Google の限定的なオフラインでの生産性
インターネットにアクセスできないときに Google ドキュメントを編集することができても、Google Apps 内でのオフラインの生産性はまだ非常に限られています。オフラインでの制限の一覧は以下のとおりです。

  • Chrome を除くすべてのブラウザーでアクセス不可
  • スプレッドシートの編集不可
  • プレゼンテーションの表示および編集不可
  • ドキュメントの印刷不可
  • ドキュメントのダウンロードおよび共有不可
  • 画像または図形の挿入不可
  • 調査ツールおよび翻訳ツールの使用不可
  • 問題の報告不可
  • オフラインは Google Apps のサービス レベル契約の対象外

これで全部ではありません。Google は基本的に、データの損失を防ぐために、オフラインでは共有ドキュメントを扱わないよう勧めています。Google の Web サイトには次のように記されています。「オフライン中に編集したテキストをオンラインの共同編集者が削除した場合、その変更によってオフラインの編集内容は上書きされます。同様に、オフラインで編集中の文書を共同編集者が削除した場合、オンラインに復帰するとその文書は存在しなくなるため、オフラインの変更内容は失われます。このため、オフライン編集は、文書が知らない間に削除されることがないように、自分がオーナーの文書に対して使用するようにしてください。

皆さんはどうかわかりませんが、私ならあまり信頼できません。

反対に Office 365 は、ユーザーがどこにいても真の生産性を提供します。デスクトップの Office では、インターネットにアクセスできるかどうかにかかわらず、作業を完了することができます。ユーザーはアーカイブされた電子メールとドキュメントに常にアクセスできるので、インターネットに接続していない場合でも効率的に作業できます。

また、電子メールに関しては、Active Directory のアドレス帳へのアクセスや、無制限の電子メールの確認、会議への招待の設定、リッチ テキスト フォーマットを使用した電子メールの作成など、ユーザーがオンラインで行えることはすべて、オフラインでも同じことができます。デスクトップの Office クライアントを使用すると、Office 365 ユーザーはいつでもどこでも、ドキュメント、スプレッドシート、およびプレゼンテーションの作業を続けることができます。

 

約束の長期化、責任の欠如
影響力のある経営コンサルタントである Peter Drucker 氏は、かつて次のように述べました。「全力を注がなければ、単に約束と希望があるだけで、計画はない」

どこからでも効率よくという主張に関して言えば、Google は長い間約束し続けていますが、まだ全力を注いでいません。Google の顧客は、どれだけ待てばよいのでしょうか?

 

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