クラウド サービスの現場: HSS の CIO Marina Johnson 氏に聞く


(この記事は Whymicrosoft.com に 2012 年 5 月 8 日に投稿された記事の翻訳です)

クラウド サービスの現場シリーズの一環として、HSS の最高情報責任者である Marina Johnson 氏に、HSS が Google Apps Web サービスの試用後に Microsoft Office 365 に切り替えた理由についてお聞きしました。同氏のお話を以下にまとめてありますのでご覧ください。

Q:HSS について教えてください。
Johnson : 1967 年に創立された HSS は、当時は病院情報共有サービスとして知られていましたが、病院のニーズを支援する非営利団体として開始しました。現在は、当社のビジネスの大部分は警備になっています。病院、空港、政府機関などに警備担当者を派遣しています。当社は 13 の州で勤務する 3,000 人以上の訓練を受けた従業員を支援する、大規模なアウトソーシング企業です。当社はコロラド州デンバーに本社を置き、各業界に焦点を当てた 3 つの部門を持ち、91 % の顧客維持率を誇っています。

 

Q:電子メール サービスをクラウドに移行したいと考えた理由は何ですか。
Johnson : HSS は、地域の ISP がホストする POP3 電子メール サービスを利用し、Microsoft Outlook クライアント ソフトウェアに電子メールを配信していました。電子メールを約 450 人の HSS 従業員に提供していました。Microsoft Exchange
Server を所有していなかったため、予定表を共有し、連絡先リストにアクセスするためにさまざまな方法を使用していましたが、あまりうまくいっていませんでした。将来的に移行できるより確実な方法を探していたため、2009 年 12 月にオンライン ソリューションの評価を開始しました。

 

Q:Google Apps を試用した理由を教えてください。
Johnson : 当社はアウトソーシング サービスを顧客に提供し、そのビジネス モデルを信頼しているため、それを社内の職務にも利用しています。最初、Google Apps は非常に魅力的なものに思えました。月額料金を支払って、電子メール、共有カレンダー、ユーザー リスト、バックアップを利用できます。試してみる価値はあると思いました。

 

Q:Google Apps から Office 365 に切り替えたのはなぜですか。
Johnson : Microsoft Office を利用していたので、Google にも同レベルの機能を期待していました。約 1 年間 Google Apps を試用し、Google Mail、Google カレンダー、Google Docs を利用した結果、Google には多くの重要な機能が不足していることに従業員が気づきました。たとえば、メールを送信者または件名で並べ替えることができず、Google Mail のラベル システムは扱いにくいことがわかりました。非常に重要なメッセージや、早急に対応が必要であるメッセージにマークを付けることもできませんでした。Office 機能を失ってみてようやく、Office 機能がないとどれほど不便なのかを実感しました。

Google Apps に慣れるまでどれだけ手間がかかるのだろうと考えていました。電子メール ソリューションを探していることをマイクロソフトの担当者に話したところ、Microsoft Office 365 のベータ版を紹介してくれました。そこで当社では、2011 年 1 月より、Microsoft Office アプリケーション、SharePoint Online、Exchange Online、および Lync Online が 1 つになった Office 365 のテストを始めました。これらはすべてクラウド サービスとして提供されます。2011 年 8 月には正規版のソリューションを導入し、250 人の従業員に展開しました。

 

Q:Office 365 を利用するメリットは何ですか。
Johnson : Office 365 を利用し始めてすぐに、Office 365 が高度でプロフェッショナルな企業向けアプリケーションであることを実感しました。家に帰ったような気がしました。そこには必要としていたすべてがありました。ユーザーにとっては Google Apps よりも導入がはるかに楽であることはわかっていました。

Office 365 を利用することで、Exchange Server やそのためのハードウェアを管理し、16 の州に分散しているリモートの従業員向けにアクセスを提供する必要がなくなり、さらに、1 日 24 時間システムのトラブルシューティングに対応してくれる人員を確保できたので、IT プロフェッショナルの作業負荷を最小限に抑えることができます。その上、Office 365 を通じて管理されたサービスを利用し、必要に応じてサブスクリプションを追加できます。これが切り替えを決断した最大の要因でした。マイクロソフトはセキュリティにも対処し、すばらしい仕事をしてくれています。その対価ならば喜んで支払います。従業員は Lync Online と SharePoint Online を利用することを本当に楽しみにしています。これらのソリューションを当社の IT インフラストラクチャにどうやったら導入できるのかを調べているところです。

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