動画で体験!2021 年ホワイトカラーの未来予想図


“ビジネスプロダクティビティ製品チーム”でMicrosoft Office 365 を担当しております米田です。先週、マイクロソフト米国本社で 10 年後のホワイトカラーがどのように働いているかを予想するビデオが発表されました。テクノロジーはまだまだ「指数関数的」進化をしています。10 年後の世界では、今からは想像できないようなこともいろいろ実現されているかもしれません。そう考えると、なんだかワクワクしてきます。この動画自体は音は音楽しか入っていないので、音声なしでも何をやっているのか理解することが可能です。

Productivity Future Vision 2011 ~ 2021 年ホワイトカラーの未来予想図

なぜプロダクティビティの進化が必要なのか

さて、10 年後の世界ともなれば、技術はさらに進化して、情報処理のスピード、収集できる「情報」の範囲、質が格段に上がっていると思われます。コンピュータの世界では「ムーアの法則」というものがありますが、半導体の集積度が倍々になっていくにつれて能力もどんどん上がっていきます。一方、「人間」の能力というのは今も昔もほぼ変わりません。昔から人間が扱える情報量というのは同じなのです。

そうすると、このギャップを埋めるのは必然的に、「人間」と「情報」の間を取り持つインターフェイスの進化になります。人々がコンピュータを身近に感じるようになった頃から、コンピュータと人間との間のインターフェイスは長らく「ディスプレイ」「キーボード」「マウス」でした。しかし、倍々で増えていく情報量を効率的に処理するには、ソフトウェアの進化はもちろんのこと、ハードウェアの進化も同時に進めていく必要があります。

10 年後に働くホワイトワーカーは、これらの進化したソフトウェアやハードウェアの恩恵を存分に受けながら、その時に求められる莫大な情報量の整理と消費を実現しているはずです。また、今よりもより柔軟で効率的なワークスタイルを実現していることでしょう。それでは、ビデオの中のシーンから、それらの要素についていくつかピックアップして解説していくことにしましょう。

高度なプロダクティビティを実現する技術【1】: コンテキスト依存の情報提供

まず、ビデオは女性が異国の空港に降り立つシーンから始まります。この女性はこの空港に初めて来たので、ホテルまでどのようにいけばいいのかよくわかりません。そんな時、彼女の状況や知識レベルに特化された情報が彼女の行く先でその都度地面や看板、ガラスなどに表示されます。また、リアルタイム翻訳が裏で走っているので、異国の地であっても言葉の違いを意識することなく、必要な情報を効率的に探し出して目的地に向かうことができています。

高度なプロダクティビティを実現する技術【2】: タスク指向のデバイス

その後、車での移動中に、女性が手のひら大のスマートデバイスを操作してホテルへのチェックインを行います。その情報はすぐにホテルのフロントに伝えられます。フロントの担当者には、チェックイン情報の表示に特化した名刺大のデバイスが渡されており、女性の情報がそのデバイスに表示されます。フロント担当者は必要な情報のみにすぐにアクセスできるため、どういった人物がこれからチェックインするのかを瞬時に知ることができます。そして、バックエンドの情報伝達を支える仕組みは「クラウド」です。クラウド上に構築されたシステムにより、顧客からの情報を瞬時に受信して必要なユーザーに配信をしています。

高度なプロダクティビティを実現する技術【3】: 指先やジェスチャー、音声認識による直観的な操作

また、ビデオの各所で出てくる様々な新しいデバイスの操作には、キーボードだけではなく、より直観的なユーザーインターフェイスである指先や腕全体によるタップ (かるくたたく)、フリック (はらう/はじく)、ピンチ (つまむ)、ドラッグ (押えたままなぞる)、などの操作、そして音声による指示を使っています。これらは今日のタブレットやスマートフォン等のデバイス、または XBOX の Kinect により部分的に実現されてきています。

今後はこれらの直観的で簡単な操作方法が仕事に使うマシンにもどんどん取り入れられ、より効率的に情報の整理と消費が行われていくものと思われます。

高度なプロダクティビティを実現する技術【4】: 様々なデータを駆使してわかりやすく表示

さらに、様々なソースからのデータを扱うホワイトカラーの生産性を支えるのは、パブリックやプライベートのデータを一緒に表示したり計算したりできる Business Intelligence (BI) の仕組み、データのトレンドを自動的に察知してお勧めのアクションを示唆するような仕組み、そしてデータを最適な形でわかりやすく表示する仕組み、などです。

これらのデータは様々なデータソースから取得することが可能です。あるものはクラウド上のビッグデータからも取得されています。ほかのものは BI 用の OLAP キューブ データベース、もちろん従来の RDB からの情報も含まれています。

データの粒度の変更もドリルダウン、ドリルスルーなどが直観的な操作 (両腕や指による操作) によって実現されています。データは、その都度最適な形 (円グラフ、棒グラフ、詳細情報など) で視覚化され、ユーザーが直観的に理解できるようになっています。

 

まとめ

いかがでしょうか。2021 年にはきっとこれらのような直観的にわかりやすいインターフェイスによって、人間はより多くの情報を処理していることでしょう。これらの技術はかなり未来のもののような印象を与えるかもしれませんが、各技術の基本的な要素については、すでに現代でも実現されているものも数多くあります。

また、日本マイクロソフトでは、ビデオの中にも出てきた遠隔会議ソリューションや BI、スマートデバイスなどを既に日々の仕事に活用しています。

 

まずは現代の技術で実現できる理想のワークスタイルについて知りたいという方は、以下のリンクをご参照ください。

  • 日本マイクロソフト品川オフィス バーチャル見学ツアー http://cot.ag/siN38z
  • 日本マイクロソフト社員 私の仕事術「家庭と仕事の両立」 http://cot.ag/vyujGq
  • 日本マイクロソフト社員 私の仕事術「外出先でもオフィスのように働く」 http://cot.ag/sF2JZV
  • 日本マイクロソフト社員 私の仕事術「たしかなスケジュール管理、コミュニケーションと情報収集」 http://cot.ag/vNYaxi
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