新しい “モバイル ワーク スタイル” への対応


「壁のないコミュニケーション」の必要性

現代のオフィス ワーカーを取り巻くコミュニケーション環境は、今まさに変わりつつあります。全雇用者数に占める非正規雇用者は 1/3 に達し、業務の細分化や専門化が進んでいます。また IT の進化に伴い情報流通量は爆発的に増え、スマートフォンやスレート PC など、多種多様なデバイスやアプリケーションを十分に使いこなせず、情報やツールに振り回されるようになってきています。電子メールは今やビジネス コミュニケーションの主役に躍り出ましたが、あらゆるコミュニケーションが電子メールに集中することで、深刻なロスが発生し始めています。また、コスト削減圧力は引き続き強く、グリーン IT に対する関心の高まりとあいまって、出張費やオフィス スペースの削減はどの企業や組織でも当然のこととして受け入れられています。

このような環境変化に対峙してもなお高い生産性を維持するためには、これらに伴い発生するコミュニケーションの壁を越えなければなりません。労働力がグローバルに分散することで生まれる、コミュニケーション相手との「距離や時間の壁」を超えるには、自分と相手の居場所に関係なくスムーズなコミュニケーションが実現されなければなりません。業務が細分化されることで協力関係がわかりにくくなる「組織の壁」を超えるには、適切なコミュニケーション相手をすばやく見つけ、たどり着く手段が必要です。専門性が増すことでナレッジを相手に伝えるのが困難になる「知識の壁」を超えるには、人と人のつながりを維持し発展させる仕掛けが必要です。ツールやデバイス利用の習熟度の差により生まれる「リテラシーの壁」を超えるには、ツールそのものの使い分けを意識することなく、自分の必要とする情報を自然に最適な方法で入手できるようになるしくみが必要です。

 

 

これらの壁を取り払うことができれば、いつでも、どこにいても、だれとでも同じ生産性を発揮できる、モバイル ワーク スタイルが実現されます。在宅勤務や会議のオンライン化など、移動をなくすことでコストを削減するという局所的な話ではなく、1 日の中で過ごすあらゆる場所で同じ生産性を維持できる、「移動に耐えうる」機動的なワーク スタイルです。これにより、従業員は目的やシーンに応じて最もパフォーマンスを発揮できるスタイルを選択できるようになり、組織全体の生産性は格段に向上します。

 

マイクロソフトの統合モバイル ワーク スタイル環境

モバイル ワーク スタイルを実現するには、以下の 4 つのシステム要件をカバーする必要があります。

  • 安全なネットワーク
  • ストック型の情報 (業務データ、文書...)
  • フロー型の情報 (電子メール、音声、ビデオ...)
  • 情報加工、伝達ツール

当然ながらネットワークの安全性は非常に重要です。無線技術も含み、ネットワーク インフラ自体はかなり整備されていますが、その上で、利便性やスピードを損なうことなく、安全な通信を行うしくみが求められます。また一般的に、「ユニファイド コミュニケーション」と呼ばれるコミュニケーション効率化ソリューション分野は、電子メールや音声、ビデオ会議など、「フロー型」の情報に焦点を当てていますが、モバイル ワーク
スタイルに必要とされるコミュニケーションは、それだけではありません。業務データや電子ファイルなど、企業内部の一定の場所に格納されている「ストック型」情報を的確に見つけ、利用できることも重要です。また入手した情報を加工し伝達するためのツールも必要不可欠です。マイクロソフトの Office 2010 関連製品群および Windows といった汎用ソフトウェアの組み合わせにより、あらゆる業種や業務シーンに合わせた最適なモバイル ワーク スタイルを、包括的に実現します。

 

これらの機能が、マイクロソフト製品ならではの操作性と連係性で、相互に価値を高めます。ユーザーは使い慣れた Office から、システム管理者は慣れ親しんだ Windows プラットフォームで、開発者は先進のマイクロソフト開発環境で、これらのプラットフォームがもたらす生産性を、簡単に利用することができるようになります。

 

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