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Microsoft Japan Windows Technology Support

FailoverClustering のイベント ID 1206 が記録される現象

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの戸田です。 本記事では弊社過去事例データベースからの情報を基に、 Windows Server 2012 R2 を用いたフェールオーバー クラスター環境で以下のイベント ID 1206 が 24 時間毎に記録される場合の対処策について紹介します (同時にイベント ID 1207 が記録されることもあります)。 ログの名前:         Systemソース:           Microsoft-Windows-FailoverClusteringイベント ID:       1206タスクのカテゴリ:      ネットワーク名リソースレベル:           エラー説明: クラスター ネットワーク名リソース '<ネットワーク リソース名>' に関連付けられたコンピューター オブジェクトをドメイン '<ドメイン名>' で更新できませんでした。エラー コードは 'Password change' でした。クラスター ID '<クラスター名$>' は、オブジェクトを更新するために必要なアクセス許可を持っていない可能性があります。ドメイン管理者と協力して、このクラスター ID がドメインのコンピューター オブジェクトを更新できるようにしてください。 ログの名前:         Systemソース:           Microsoft-Windows-FailoverClusteringイベント ID:       1207タスクのカテゴリ:      ネットワーク名リソースレベル:           エラー説明: クラスター ネットワーク名リソース '<ネットワーク リソース名>'… Read more

システム構成ツールの起動時に ”スタートアップのオプションを選択" が選択される現象について

こんにちは。 Windows プラットフォーム サポートの丸山です。 本日は、弊社にて調査中の “システム構成” ツールに関する不具合についてご紹介させていただきます。 もし、お使いの環境でも類似の事象が発生しておりましたら、本ブログ記事をご参考いただけますと幸いです。 ※2017/12/26 追記:本事象が Windows Server 2016 環境でも発生することを追記いたしました。 ■ 発生する事象について Windows では、msconfig コマンドを実行すると、“システム構成” ツールが起動して、Windows の起動時に開始するサービスを一部無効化したり、デバッグ機能を有効にして、Windows 起動時のトラブルシューティングを行うことができます。 また、“システム構成” ツールを起動すると、通常の環境では “全般” タブの “スタートアップの選択” にて “通常スタートアップ” が選択された状態となっています。 図 : ”システム構成” ツール起動時の状態 (正常時) ところが弊社では、一部の環境にて “システム構成” ツールを起動すると、“全般” タブの “スタートアップの選択” にて “スタートアップのオプションを選択” が選択されているという事象が報告されております。 図 : “システム構成” ツール起動時の状態 (異常時) 本事象は以下製品をお使いの場合に発生することが確認されております。 Windows 8 Windows 8.1 Windows 10… Read more

クラスターのハートビート通信の設定値の範囲について

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの永岡です。 今回のトピックはクラスターのハートビート通信に関わるパラメーターの設定値 (閾値) について分かりやすくご紹介したいと思います。 ハートビートとはクラスター ノード間で互いのノードの正常性を確認するための仕組みで、詳細につきましては以下の記事がございます。ハートビート通信の設定変更手順などの記載がございますので、こちらにつきましても、ぜひご一読ください。   フェールオーバー クラスターのハートビートについて  http://blogs.technet.com/b/askcorejp/archive/2012/03/22/3488080.aspx このハートビートに関するパラメータの設定可能な範囲については、Windows Server 2008 および Windows Server 2012 / 2012 R2 では公開された情報がありましたが、Windows Server 2008 R2 における設定可能値の情報は、公開されておりませんでした。 そのため、当ブログでは Windows Server 2008 R2 を含めた OS  バージョン毎のハートビート通信の設定値の範囲についてまとめさせていただきます。 ■ Windows Server 2008 における設定値の範囲 Parameter Default Minimum  Maximum SameSubnetDelay      1000 ミリ秒 (1秒) 250 ミリ秒 (0.25 秒) 2000 ミリ秒 (2… Read more

Hyper-V フェールオーバー クラスター環境で VM の移動後に、移動元のノードに VM の情報が残ってしまう

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの加藤です。本日は、Hyper-V フェールオーバー クラスターの環境で、仮想マシンの移動後に、移動元のノードに仮想マシンの情報が残ってしまう事象の回避策をご案内します。※ [移動] = ライブ、クイック マイグレーションとフェールオーバーを含む所有者変更を指します。 Hyper-V フェールオーバー クラスターの環境で、仮想マシンの移動後に、移動元のノードに情報が残ってしまい、移動元の Hyper-V マネージャーと、移動先の Hyper-V マネージャーの両方に同じ仮想マシンが表示される場合がございます。 また、この問題が発生すると、仮想マシンの情報が二つのノードで重複して表示される以外に、以下の事象が発生する場合もございます。 1. ライブ マイグレーションやクイック マイグレーションを実行すると [時間がかかっています] と表示され、完了しない。2. 仮想マシンを最新の情報に更新をしても同様に [時間がかかっています] と表示され、正常に完了しない。3. すべてのノードの Hyper-Vマネージャーで仮想マシンが表示されなくなる。※ この時、移動元のノードのクラスター サービスを停止すると、移動元の Hyper-V マネージャーと、移動先の Hyper-V マネージャーの両方に同じ仮想マシンが表示されることが確認できます。 通常であれば、移動元のノードからは、情報が削除されるため、両方のノードで表示されることはございません。表示されるのは、仮想マシン リソースのオーナーノードのみです。 しかしながら、何らかの原因で情報が残ってしまった場合には、両ノードで表示されてしまいます。上記状態に陥ってしまった場合には、以下の手順で復旧可能です。 以下の手順は移動元のノードで実施します。 1. まず、ノード上に不要な情報が残っているか確認します。———————————————————当該ノード上に仮想マシン リソースがすでに存在していない (他のノード上に存在している) にもかかわらず、以下のフォルダに XML ファイル (ファイル名:<VmID>.XML) が存在する場合は、情報が残っています。 —————————-"C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Hyper-V\Virtual Machines Cache""C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Hyper-V\Virtual Machines"—————————- ファイル名例:00866BD3-E68F-4724-B891-82048BD0D60C.xml※ 00866BD3-E68F-4724-B891-82048BD0D60C は VmID… Read more

クラスター環境における修正プログラムの適用手順: WindowsServer2012 以降

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの世古です。   日々のサポート業務の中で、お問い合わせを頂く内容についてご紹介します。   Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2 においては ”ドレイン” という機能が追加されており、クラスター環境のメンテナンスがより容易になりました。メンテナンスの参考としまして、クラスターで修正プログラムを適用する手順を以下にご紹介いたします。     – 修正プログラムの適用手順 ————————————- 以下 2 ノード クラスター (ノード A および B) を想定した手順をご案内いたします。   1. システムのイベント ログを確認し、エラーが発生していないかどうか、およびシステムが正常に動作しているかどうかを確認します。  2. 各システムについて最新のバックアップがあることを確認します。ファイルの破損、電源障害、または互換性の問題が発生した場合は、修正プログラムのインストールを実行する前のシステムの状態に戻す必要が生じることがあります。 3. [フェールオーバー クラスター マネージャー] を開き、左ペインより [ノード] クリックし、中央画面より [ノード A] を右クリックし、[一時停止] – [役割のドレイン] をクリックします。すべてのグループがノード B に移動されます。 4. ノード A に修正プログラムをインストールしコンピューターを再起動します。… Read more

クラスター化したファイルサーバー (Windows Server 2012 以降) に別名 (CNAME) でアクセスする方法について

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの加藤です。本日は、クラスター化したファイルサーバー (Windows Server 2012 以降) に別名 (CNAME) でアクセスする方法についてご紹介します。 Windows Server 2003 以前のクラスター サービスでは、仮想サーバー名や、物理サーバー名をブラウズした場合、ローカルおよびクラスター化されているすべてのファイル共有が区別なく表示され、アクセスが可能でした。Windows Server 2008 と Windows Server 2008 R2 のクラスターではセキュリティ強化の観点から、ファイル シェア スコーピングが導入され、クラスターのファイル共有をリクエストしているのか、ローカルのファイル共有をリクエストしているのかを判断して、表示、アクセス制御が行われるようになり、IP アドレスや DNS の CNAME レコード (エイリアス) を使用したファイル サーバーへのアクセスができなくなっていました。 WSFC: ファイル シェア スコーピングについてhttp://blogs.technet.com/b/askcorejp/archive/2010/06/09/windows-server-failover-clustering.aspx Windows Server 2012 以降のクラスターでは、ファイル シェア スコーピングの動作が変更されセキュリティを維持しつつ、以前のクラスターでは、実現できなかった、IP アドレスと DNS の CNAME レコード (エイリアス) を使用したファイル サーバーへのアクセスが可能になりました。IP アドレスを使用したアクセスは追加の設定は不要でございますが、CNAME レコード (エイリアス) を使用する場合には、以下の設定を実施します。… Read more

Windows Server バックアップによる Hyper-V Host Component のバックアップと復元について

いつも弊社製品をご利用いただきまして誠にありがとうございます。 Windows プラットフォーム サポートの宮澤です。   OS 標準で搭載されている Windows Server バックアップを用いた "ベア メタル回復" や "システム状態" のバックアップについてはよく耳にされると思います。 今回は、そんな Windows Server バックアップのバックアップ項目にある Hyper-V Host Component についてご紹介させていただきます。   Hyper-V Host Component とは ============================== Windows Server バックアップ (カスタム) から個別に選択しバックアップ取得が可能です。 Host Component には一部の Hyper-V の設定と 仮想 SAN マネージャーの情報が含まれます。   Hyper-V Host Component バックアップと復元 ==============================  ■ Wbadmin コマンドで実行する場合は、以下のコマンドにて取得可能です。  >wbadmin start backup -backuptarget:E:… Read more

リモート デスクトップ セッションの画面に関連する設定ついて

皆さん、こんにちは。 Windows プラットフォーム サポートの片山です。 今回は、リモート接続する際の画面に関連する以下の設定を紹介させて頂きます。 1. 複数モニター 2. 最高解像度 3. Smart Sizing 1. 複数モニターについて Windows 7 / Windows Server 2008 R2 から複数モニターがサポートされるようになり、“スパン モード” (例は後述) とは異なって、クライアントの全てのモニターをリモート デスクトップ セッションで利用できるようになりました。 使い方 : 以下の 3 つの何れかの設定を行うことによって、複数モニターでリモート接続が可能になります。 * 接続先と接続元のOS はWindows 7 / Windows Server 2008 R2 以降のバージョンから、設定可能です。 a. 画面 (GUI) から設定する方法 b. コマンド プロンプトで設定する方法 c. RDPファイルで設定する方法 上記の詳細手順を以下に記載いたします。 a. 画面 (GUI) から設定する方法… Read more

Windows Server 2012 / 2012 R2で BitLocker の GUI 設定が表示されない場合、再起動をお試しください

  こんにちは。 Windows プラットフォーム サポート担当の岩松です。   サーバー OS である Windows Server 2012 / 2012 R2 では、クライアント OS である Windows 8 / 8.1 と異なり、 BitLocker ドライブ暗号化機能は標準搭載されておりません。 BitLocker の機能を利用する場合は、サーバー マネージャーの「役割と機能の追加」から、「BitLocker ドライブ暗号化」機能をインストールするなど、追加の手順を経る必要があります。     この際、機能インストール後に再起動しただけでは、コントロール パネルの「 BitLocker ドライブ暗号化 」アプレットや、エクスプローラーのオペレーティング システム ドライブを右クリックして表示される「 BitLocker を有効にする」メニューなど、 GUI 設定項目が表示されないことがあることを確認しております。 その場合、もう一度再起動を実施いただくと、正常に表示されるようになります。この記事では、当方で検証した手順をご紹介いたします。   Windows Server 2012 の場合   「 BitLocker ドライブ暗号化」機能をインストール後、指示に従い再起動します。 この状態では、コントロール パネルに「 BitLocker… Read more

LBFO (Load Balancing and Failover:負荷分散とフェールオーバー) をクラスター環境で使う場合の注意事項について

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの加藤です。 本日は、最近お問い合わせのあった LBFO (Load Balancing and Failover:負荷分散とフェールオーバー) をクラスター環境で使う場合の注意事項についてご紹介します。 <現象> LBFO とは Windows Server 2012 から新しく実装された NIC のチーミング機能ですが、クラスター環境で、本機能を Active – Standby モードで設定していると、ハートビート通信の unreachable や場合によってはフェールオーバーが発生する可能性がございます。 <原因> LBFO を Active – Standby モードで使用している場合、Active 側の NIC がリンクダウンし、全ての Active NIC が無くなると LBFO から上位のドライバーにメディアの切断が通知される仕様のため、この問題が発生します。 Active 側の NIC がリンクダウンした場合、以下のように状態が瞬時に遷移します。 (1) 1 つの Active NIC がダウンします。 (2) チーミングで Active NIC が存在しなくなるため、メディアの切断が上位ドライバ… Read more