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Microsoft Japan Windows Technology Support

データ コレクター セットの停止に時間がかかる事象について

皆さんこんにちは。 Windows プラットフォーム サポートの丸山です。 本日は、パフォーマンス モニターのデータ コレクター セットの停止に時間がかかる事象について、ご紹介させていただきます。 ■ データ コレクター セットの停止にかかる時間について 弊社では、データ コレクター セットの停止を実行すると、数分から数十分かかる。といったお問い合わせや、データ コレクター セットを停止してから開始しようとすると失敗するときがある。といったお問い合わせをいただくことがあります。 このような場合、データ マネージャーの設定にて、“データ管理とレポート生成を有効にする” のチェックが有効になっているために、データ コレクター セットの停止処理に時間がかかっている可能性があります。 図:“データ管理とレポート生成を有効にする” のチェックの場所 データ マネージャーによる処理にはどれぐらい時間がかかるのか、実際に試してみましょう。 以下の例は、Azure 上に A1 Basic サイズの VM を作成し、System Performance のテンプレートを元に 24 時間のログ採取を行ったものです。データ コレクター セットの停止に 25 分ほどかかっています。 図:”データ コレクター セット” の停止に 25 分かかる例 またこちらは同じ A1 Basic サイズの VM において “データ管理とレポート生成を有効にする” のチェックを外し、24 時間のログ採取を行ったものですが、データ… Read more

完全メモリ ダンプ採取のための設定手順について

こんにちは。 Windows プラットフォーム サポートの福田です。 今回は完全メモリ ダンプ採取のための設定手順についてスクリーンショットを交えつつ、ご紹介いたします。 注意事項 : Microsoft Customer Support and Services のエンジニアが明示的にお客様に依頼した場合にのみ、この作業を行ってください。 Microsoft Customer Support and Services (CSS) に問い合わせる必要がある場合、エンジニアが問題を特定するための必要な情報を入手するために役立ちます。 以下の手順を完了するには、管理者または Administrators グループのメンバーとしてログオンしている必要があります。 コンピューターがネットワークに接続されている場合は、ネットワーク ポリシーの設定によって、この手順を実行できないことがあります。   メモリ ダンプとは すべてのプログラムはメモリにて展開され、CPU が読み出し、プログラムを実行しています。 従いまして、プログラムがフリーズおよびクラッシュなどする際は、 メモリ領域の情報を記録するメモリダンプを生成し、原因の調査に使用します。   なぜ完全メモリ ダンプなのか メモリ ダンプには以下の 3 つの種類があります。 カーネル メモリ ダンプ、最小メモリ ダンプ (256 KB)、完全メモリ ダンプです。 カーネル メモリ ダンプに関しては、カーネル メモリのみを記録し、ユーザー モードの情報はないため、トラブルの原因を特定できない場合があります。 最小メモリ ダンプ (256… Read more

リモート デスクトップ セッションの画面に関連する設定ついて

皆さん、こんにちは。 Windows プラットフォーム サポートの片山です。 今回は、リモート接続する際の画面に関連する以下の設定を紹介させて頂きます。 1. 複数モニター 2. 最高解像度 3. Smart Sizing 1. 複数モニターについて Windows 7 / Windows Server 2008 R2 から複数モニターがサポートされるようになり、“スパン モード” (例は後述) とは異なって、クライアントの全てのモニターをリモート デスクトップ セッションで利用できるようになりました。 使い方 : 以下の 3 つの何れかの設定を行うことによって、複数モニターでリモート接続が可能になります。 * 接続先と接続元のOS はWindows 7 / Windows Server 2008 R2 以降のバージョンから、設定可能です。 a. 画面 (GUI) から設定する方法 b. コマンド プロンプトで設定する方法 c. RDPファイルで設定する方法 上記の詳細手順を以下に記載いたします。 a. 画面 (GUI) から設定する方法… Read more

Windows 7 での RemoteFX USB リダイレクトについて

こんにちは。 Windows プラットフォーム サポートの片山です。 今回は、Windows 7 での RemoteFX  USB リダイレクトを使用するうえで注意事項を紹介させて頂きます。 リモート デスクトップ接続した際、リモート セッション上でローカル コンピューター (クライアント) のデバイスやリソースを使用したい場合に、リダイレクトという機能を使用することが可能です。 しかしながら、従来のリダイレクトできるデバイスは限られており、Web カメラ、スキャナ等は MTP (メディア転送プロトコル) または PTP (画像転送プロトコル) がサポートがされていない場合リダイレクトを行うことができませんでした。 そこで、どのデバイスでもリダイレクトが出来るように、RemoteFX USB リダイレクトがWindows 7 SP1 及び Windows Server 2008 R2 SP1  に KB 2592687 を適用することによりサポートされるようになりました。 RemoteFX USB リダイレクトでは、厳密にはリダイレクトを行いたいUSB デバイス だけでなく、USB ポートのエミュレートも行います。 そのため、ローカルのデバイスとして、USB 2.0 Driver が使用されていた場合においても、RemoteFX USB リダイレクトでは、まず、自身に最適なデバイスである USB 3.0 の使用を試みます。 Windows… Read more

2014 年 8 月 12 日に公開された Windows 7 Service Pack 1 (KB976932) について

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの北原です。 最近、Service Pack 1 が既に適用されているのにもかかわらず、Windows 7 の Windows Update に Service Pack 1 が現れるというお問い合わせをいくつかいただいております。 誠に恐縮ながら、現在のところ、この事象について述べられている情報が、以下の KB 内の概要情報のみとなっておりますので、本記事にてこの更新プログラムの詳細についてご説明します。 Description of Software Update Services and Windows Server Update Services changes in content for 2014http://support.microsoft.com/kb/894199/en-us =============概要=============この 2014 年 8 月 12 日に公開された Windows 7 Service Pack 1 (KB976932) は、実際の Service Pack 1 のインストーラーと全くの同名ですが、中身は別物で、10MB 以下の非常に小さなサイズとなっております。この中には、以下の 2 つの更新プログラムが含まれております。… Read more

グループ ポリシーを用いた WPD デバイスの制限について

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの北原です。 最近、PC からスマート フォンへのデータの書き出しを禁止したいというお問い合わせを多くいただいております。以前の記事で、グループ ポリシーを用いたデバイスのアクセス制御をご紹介しましたが、今回は、その中でも主にスマート フォンが使用しているWindows Portable Device (WPD) デバイスへの制限について取り上げたいと思います。 グループ ポリシーを用いたデバイスのアクセス制御についてhttp://blogs.technet.com/b/askcorejp/archive/2014/04/28/3516088.aspx ================WPD の概要================WPDとは、Windows Vista 以降の OS に標準的に備わっている、携帯電話、デジタル カメラ、音楽プレーヤーのようなポータブル デバイスとの通信手段を提供するドライバ ベースのテクノロジーです。WPD は API を有しており、デバイスの状態を調べたり、デバイスを制御する (写真を撮る、メッセージを送るなど) アプリケーションを開発することができます。なお、Windows XP の場合、別途 Windows Media Player 10 または 11 をインストールする必要があります。 スマート フォンや従来の携帯電話を USB で PC につないでファイルの転送をする際、通常、「MTP モード」や「PTP モード」など、事前にモードの選択をする必要があります。この MTP や PTP というのは WPD が使用している通信手段のことで、現在、WPD が主に使用しているものは以下の 3 つとなります。 Picture… Read more

ハードウェア デバイスのトラブルシューティングについて

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの北原です。 今回は、デバイスのトラブルシューティングに利用頂けるツールをいくつかご紹介したいと思います。 ===============(A) デバイスのトラブルシューティング ツール===============Windows 7 及び Windows 8 には、デバイスの問題を自動的に検出し、修復を試みるツールが OS に付属されています。何かデバイスの問題が発生した際には、まずこちらを試してみることをお勧めします。以下はトラブルシューティング ツールの起動手順です。 1. コントロール パネルを開きます2. [システムとセキュリティ] をクリックします3. [コンピューターの問題のトラブルシューティング] をクリックします4. [デバイスを構成する] をクリックします5. ウィザードに従ってトラブルシューティングを行います Windows トラブルシューティング – Microsoft Windowshttp://windows.microsoft.com/ja-jp/windows7/products/features/windows-troubleshooting Windows Vista は OS に組み込まれておりませんが、以下のページからツールの入手が必要です。 Windows でのトラブルシューティング – Windows ヘルプhttp://windows.microsoft.com/ja-jp/windows/troubleshooting-windows#troubleshooting-windows=windows-vista※ [ハードウェアおよびデバイスのトラブルシューティングを実行するには] の項にあります ===============(B) デバイス マネージャー===============トラブルシューティング ツールで問題が解決しない場合は、従来通り、デバイス マネージャーを利用します。 1. Windows キーを押しながら、Pause/Break キーを押下します2. [デバイス マネージャー] をクリックします デバイス… Read more

Windows クライアント OS のホット アド メモリ機能と動的メモリについて

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの北原です。 企業のデスクトップ環境に仮想化技術を取り入れることが少なくない昨今ですが、アプリケーションの追加などで仮想デスクトップ上のメモリの最大値を増やしたいという要望も少なからずあるのではないでしょうか。 通常これを実現しようとすると、ホスト OS 側の仮想化システムで、対象のゲスト OS のメモリの最大値を増やしてから、ゲスト OS の再起動をする必要があります。サービスの形態によっては、ゲスト OS の再起動をすることはなかなか難しいかもしれません。 今回の記事は、このような場合に最適なホット アド メモリ機能をご紹介します。ホット アド メモリとは、OS が起動している (ホット) 状態でメモリを増やせる (アド) 機能のことで、これを用いると、ゲスト OS を再起動することなくメモリの最大値を増やすことができます。 以下のリストは、仮想環境上の Windows クライアント OS におけるホット アド メモリ機能の対応状況です。Windows 8 以降であれば、全てのエディションで使用可能です。 Windows Vista Enterprise Windows Vista Ultimate Windows 7 Enterprise Windows 7 Ultimate Windows 8 Windows 8 Pro   Windows 8 Enterprise Windows… Read more

グループ ポリシーを用いたデバイスのアクセス制御について

  Windows テクノロジー サポートの奥原です。 情報漏えい等の観点から、リムーバブル デバイスへのアクセス制限を行いたいといったお問い合わせが多く寄せられますが、アクセス制御はどのような方法があるのかをご説明させて頂きます。 USB ストレージデバイスなどといったリムーバブル デバイスを特定のユーザや端末でアクセス制限を設けたい場合、グループ ポリシーを用いてアクセス制限を行うことができます。 アクセス制限の方法は、大きく分けて以下の 2 種類があり、それぞれの機能について説明します。 – デバイスのインストール制御 – リムーバブル記憶域へのアクセス制御 デバイスのインストール制御 このポリシーは、Windows Vista 以降で有効であり、デバイスドライバのインストールを制限します。 動作するタイミングは、デバイス接続時のプラグ アンド プレイ (PnP) の処理で実行され、制限対象のデバイスであれば、ドライバのインストールを行わず終了します。 制限方法としては、以下の方法があります。 – デバイス セットアップ クラスでの制御 ——————————— デバイス セットアップ クラスとは、デバイスのグループであり、FDD、CD/DVD、USB、1394 といったデバイスに対し、それぞれにデバイス セットアップ クラス GUID が割り当てられています。 割り当てられている GUID は、以下のサイトにございますのでご参照頂ければと存じます。 また、デバイス セットアップ クラスは、デバイス ドライバー パッケージの .inf ファイルを見るか、現在インストールされているデバイスのプロパティを見ることで判別できます。 System-Defined Device Setup Classes Available… Read more

"デバイスとプリンター" 画面の不思議に迫る

こんにちは。 Windows サポートの丸山です。 本日は、Windows 7 から新しく追加された “デバイスとプリンター” 画面で発生する現象についてお話しします。 弊社では、”デバイスとプリンター” 画面からプリンターの追加を行っても、追加したプリンターが表示されないことがある。といったお問い合わせをいただくことがあります。 この動作は、Windows 7 からの “デバイスとプリンター” 画面に実装された、多機能デバイス サポートのためのデバイス コンテナーのグループ化機能によるものです。 “デバイスとプリンター” 画面では、プリンターとスキャナー機能を併せ持った複合機など、複数の機能を持った多機能デバイスをより直感的に表示するために、ContainerID と呼ばれるデバイスのパラメーターを参照し、同じ物理デバイスであると認識されるデバイスをグループ化して表示します。 また、このとき、プラグ アンド プレイ経由でのパラメーター取得が行われないローカル プリンターでは、同じプリンター ドライバー、同じポート (LPT1: など) を指定してプリンターのインストールを行った場合に、それらのプリンターはすべて同一の ContainerID が割り当てられる動作であることがわかっています。 たとえば、”MS Publisher Color Printer” というプリンター ドライバーを使用して、”MS Publisher Color Printer 1″ というプリンターと、”MS Publisher Color Printer 2″ という 2 つのプリンターを追加する例を見てみましょう。 プリンターを作成し、”デバイスとプリンター” 画面を開きますと、次のような画面になります。 デバイス コンテナーがグループ化されているため、プリンターのアイコンはひとつしか表示されておりません。 ここでは、グループ化されたアイコンを右クリックして、オプションを選択すると、すべてのプリンターを見つけることができます。 また、グループ化されたアイコンの名前は、グループ化されているプリンターの中から、どれかひとつの名前が表示されています。  … Read more