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Microsoft Japan Windows Technology Support

MinDiffAreaFileSize レジストリ に関しての更新プログラムが公開されました。

こんにちは、Windows プラットフォーム サポートの城野です。 ボリューム シャドウコピー サービスに関しまして重要な更新が二つ公開されましたので以下にご説明いたします。 Windows Server 2012 R2 環境で、MinDiffAreaFileSize レジストリ の設定が正常に動作しない問題、 および MinDiffAreaFileSize レジストリの最大設定値の変更について、以下二つの更新プログラムが公開されました。 文書番号: 3140250 MinDiffAreaFileSize doesn’t work on Windows Server 2012 R2 https://support.microsoft.com/en-us/kb/3140250 文書番号: 3145384 MinDiffAreaFileSize registry value limit is increased from 3 GB to 50 GB in Windows 8.1 or Windows Server 2012 R2 https://support.microsoft.com/en-us/kb/3145384 – 詳細 Windows Server 2012… Read more

クラスター ハートビート通信の失敗と OS の負荷について

*1 2013/12/15 VSS の修正プログラムの情報を追記しました。 こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの加藤です。 Windows Server 2008 以降のクラスター環境において、OS の負荷が原因で、クラスター ハートビート通信が失敗するお問い合わせをいただくことがよくあります。 また、場合によっては、一部のノードのクラスター サービスが停止し、フェールオーバーが発生する場合があります。 クラスター ハートビート通信の詳細とハートビートのタイムアウト変更手順については、下記 Blog にてご紹介しているため、ここでは省略させていただきます。 フェールオーバー クラスターのハートビートについて http://blogs.technet.com/b/askcorejp/archive/2012/03/22/3488080.aspx クラスター ハートビート通信は、上記の Blog でも触れられているように、既定で 5 秒間通信が途絶えるとハートビート通信の失敗と判断され、エラーが記録されます。 「通信が途絶える」という点については、ネットワーク上の問題以外にも、OS の負荷が著しく増加した場合にハートビート パケットの送信が一定期間できなくなり、ハートビート通信が失敗と判断されることがあります。 ハートビートの通信を妨げる高負荷の原因としては様々な要因がありますが、弊社製品では VSS (Volume Shadow Copy Service) が、大容量のディスクに対し SnapShot を作成した際に、この問題が発生する事例が報告されております。Snapshot が作成されるタイミングとしては、該当ボリュームのバックアップを取得しようとした際や、共有フォルダのシャドウ コピーを有効にしている場合があります。 また、Windows Server 2012 では、重複除去機能を有効にした場合にも VSS が使用されます。 Snapshot 作成時には、一時的にボリュームに対する I/O を停止する必要があるため、できる限り高い優先度で素早く実行する必要があります。そのため、ハートビートなどの Snapshot 作成以外の処理が待たされ、結果としてハートビート通信が失敗する場合があります。 また… Read more

Windows Server バックアップによる Hyper-V Host Component のバックアップと復元について

いつも弊社製品をご利用いただきまして誠にありがとうございます。 Windows プラットフォーム サポートの宮澤です。   OS 標準で搭載されている Windows Server バックアップを用いた "ベア メタル回復" や "システム状態" のバックアップについてはよく耳にされると思います。 今回は、そんな Windows Server バックアップのバックアップ項目にある Hyper-V Host Component についてご紹介させていただきます。   Hyper-V Host Component とは ============================== Windows Server バックアップ (カスタム) から個別に選択しバックアップ取得が可能です。 Host Component には一部の Hyper-V の設定と 仮想 SAN マネージャーの情報が含まれます。   Hyper-V Host Component バックアップと復元 ==============================  ■ Wbadmin コマンドで実行する場合は、以下のコマンドにて取得可能です。  >wbadmin start backup -backuptarget:E:… Read more

vssadmin コマンドでシャドウ コピーが削除できない場合の対処方法について

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの石田です。   最近、ローカル ドライブに保存されているシャドウ コピーのデータを削除したいが行えないというお問い合わせをいただきました。実は、シャドウコピーにはいくつかの種類があり、特定のシャドウ コピーに対しては特定のツールを使わないと削除できない場合があります。いただいたお問い合わせの現象や背景を踏まえて解説します。   現象 ========== Windows Server 2008 や Windows Server 2008 R2 にて、ローカル ドライブにバックアップデータを保管している。 共有フォルダへのバックアップとは異なり、複数のバージョンのバックアップ データが保管されていることを確認した。空き領域の確保のため古いシャドウ コピーを vssadmin delete shadows コマンドで削除しようとしたが、バックアップにより作成されたシャドウ コピーは削除されなかった。 まずはじめに、シャドウ コピーの種類と vssadmin delete shadows コマンドにてシャドウ コピーが削除されなかった理由について説明します。   シャドウ コピーの種類について ================================= vssadmin list shadows コマンドにて確認できるシャドウ コピーには大きく分けて以下の 2 つの種類があります。   a. 共有フォルダーのシャドウ コピー機能の利用により作成されるシャドウ コピー b. アプリケーションなどからの要求で作成されるシャドウ コピー… Read more

VSS System Writerが表示されずバックアップに失敗する

Windows テクノロジー サポートの奥原です。 今回は、最近いただいたお問い合わせについてご紹介します。 – 現象Windows Server 2008 および、Windows Server 2008 R2 で、System State のバックアップを行うとバックアップに失敗する。vssadmin list writers コマンドにて VSS ライタの状況を確認すると”System Writer” が表示されていない。 VSS ライタ (アプリケーション ライタ) とはhttp://blogs.technet.com/b/askcorejp/archive/2009/08/11/dpm-2007-sp1-hyper-v.aspx “System Writer” が表示されない現象は、以下の要因があげられます。 主な要因について=================================1. ファイルのアクセス権が何らかの理由で失われている場合2. ライターをホストするプロセス、または、COM+ Event System サービスが稼動していない場合3. サービスのセキュリティ権限が何らかの理由で失われている場合4. VSS ライターに関する初期化が何らかの理由にて失敗している場合 各要因の説明と対処方法は以下の通りとなります。 1. ファイルのアクセス権が何らかの理由で失われている場合———————————ファイルのアクセス権やサービスのセキュリティ権限に問題がある場合、イベント ログに Microsoft-Windows-CAPI2 513 (または 512) イベントが記録されている可能性があります。 このイベントが発生している場合、技術情報 2009272 の対処方法を実施します。 技術情報 2009272 より抜粋———————–Takeown /f… Read more

DPM が Windows Server 2008 上で稼働している場合に適用いただきたい修正プログラムについて

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの石井です。   本日は、DPM サーバーが Windows Server 2008 OS 上で動作している場合に適用いただきたい修正プログラムをご案内いたします。   Dynamic disks are marked as “Invalid” on a computer that is running Windows Server 2008 or Windows Vista when you bring the disks online, take the disks offline, or restart the computer if Data Protection Manager is installed 英語版 : http://support.microsoft.com/kb/962975/en-us 日本語機械翻訳版 :… Read more

トランスポータブル シャドウ コピーの互換性について

こんにちは、Windows テクノロジー サポートの酒井です。今回はトランスポータブル シャドウ コピーの互換性について触れさせていただきます。 トランスポータブル シャドウ コピーをご利用いただくメリットの一つとして、バックアップ対象の業務サーバーと、実際にデータをバックアップするバックアップ サーバーをそれぞれ個別に持つことが出来るという点が挙げられます。 例えば、複数の業務サーバーに対して、専用のバックアップ サーバーを一台だけ用意し、バックアップ データを集約させることなども可能です。 この機能は、業務サーバー上で生成したボリューム シャドウ コピー データをバックアップ サーバー側でインポートすることによって実現されており、業務サーバー上の VSS と、バックアップ サーバー上の VSS とが、XML 言語を用いて対話をしながら処理を進めているのですが … 現時点において、この VSS 間の XML 言語を用いた対話は、各バージョン間の互換性が保証されておりません。 これは、バージョン アップによる機能追加などをフレキシブルに行えるよう考慮された製品上のデザインですが、これにより、業務サーバーとバックアップ サーバーの VSS は基本的に同一バージョンをご利用いただく必要があります。 具体的に、次のような点にご注意ください。 業務サーバーとバックアップ サーバーの組み合わせとして、Windows Server 2003 と Windows Server 2008 を混在させることは出来ません。  VSS 関連の修正プログラムを適用する場合には、業務サーバーとバックアップ サーバーの両方に適用していただく必要があります。 (業務サーバーとバックアップ サーバーの組み合わせに同じバージョンの Windows をご利用いただいた場合でも、修正プログラムの適用によって VSS がバージョン アップされることがあります。Windows Server 2003… Read more

DPM 2007 SP1 の Hyper-V バックアップの仕組み

こんにちは。Windows テクノロジー サポートの石井です。   DPM 2007 SP1 以降、Hyper-V の仮想マシンをバックアップできるようになりました。DPM をご利用いただいている皆様が運用、管理を行う上で知っておくとトラブルシューティングに何かと有用な、Hyper-V の VM のバックアップの仕組みを図解付きでご説明したいと思います。 スナップショットについて まずはじめに、VSS のスナップショットの機能について、簡単にご説明しておきます。 あるアプリケーションが使用中のファイルがあり、バックアップソフトがこのファイルのバックアップを取るものとします。スナップショットを使わないバックアップだと、以下のような状況になります。     – アプリケーションがファイルに排他ロックをかけていると、ファイルを開くことが出来ない為、バックアップに失敗してしまう。 – バックアップにおいて読み取り中にファイルが変化するとバックアップ対象のファイルに首尾一貫性が無くなってしまうので、バックアップ中はアプリケーションがファイルに変更を行うことが出来ない。 – 遅延書き込み (※ 1) の動作の為、バックアップ開始時に物理メモリ上に残っている情報はファイルに反映されておらずに消失してしまう。   (※ 1 ファイル変更情報をメモリにある程度ためておき、一度にディスクに書き込むことでディスク I/O 頻度を減らし、パフォーマンスを向上する仕組みです。)   上記の状況を回避するため、 DPM はボリューム シャドウコピー サービス (VSS) と呼ばれる Windows の機能の中のスナップショットの機能を使用してバックアップを行っています。 スナップショットとは、名前の通り、作成時のファイルの静止状態を仮想的に作成する機能で、バックアップソフトはスナップショットの静止状態からバックアップを行い、アプリケーションはバックアップ中も引き続きファイルへ変更を行うという、バックアップの為の瞬間的な情報の保持と読み取り、アプリケーションによるファイルへの書き込みの両立を実現しています。アプリケーションによっては、さらにこの仕組みを補助する仕組みが実装されていて、物理メモリの内容をディスクに一度フラッシュしてくれるものもあります。(詳細は後述します。)     VSS ライタ (アプリケーション ライタ) とは   上記の通り、バックアップを行う対象のアプリケーションごとに、バックアップを採取するタイミングで、有効なファイルの状態を準備してあげる仕組みを実装しているものがあります。これが、VSS のアプリケーション… Read more

VolSnap 33 が大量に出てしまう問題について

こんにちは。  Windows テクノロジー サポートの新川です。   今回は、システム イベントで以下のように、「VolSnap 33 が大量に記録され、最終的に VolSnap 24 や 35 も発生し、VSS の以前のバージョンが全て消えてしまった」という問題について、Windows Server 2003 での VSS の動作を含めて説明します。   ************************************************** イベントの種類: 情報 イベント ソース: VolSnap イベント カテゴリ: なし イベント ID: 33 説明: ボリューム X: の最も古いシャドウコピーは、ボリューム X: のシャドウ コピーの使用ディスク領域をユーザーが定義した制限より小さく保つために削除されました。 **************************************************  ・  ・ ************************************************** イベントの種類: 警告 イベント ソース: VolSnap イベント カテゴリ: なし イベント ID: 24… Read more