Ask CORE

Microsoft Japan Windows Technology Support

Windows Server 2012 R2 のクラスターの共有ボリュームにおける Defrag および Chkdsk コマンドの実行について

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの野村です。今回は、Windows Server 2012 R2 のフェールオーバー クラスター環境のクラスターの共有ボリューム (CSV) における Defrag および Chkdsk コマンドの実施方法についてご案内いたします。 クラスターの共有ボリューム (CSV) とは、1 つの論理ボリュームに対して複数のクラスター ノードからアクセス可能になる技術です。Windows Server 2012 R2 では、ディスクを NTFS または Resilient File System (ReFS) として、リソースを割り当てることができます。 CSV でない通常のボリュームと同様に、CSV のファイル システムに対してデフラグまたは Chkdsk の実行が必要となる場合があります。以下に、CSV にてデフラグおよび Chkdsk を行う際の推奨される手順をご案内いたします。   ================================== CSV における Defrag コマンドの実行手順 ================================== CSV におけるファイルの断片化はシステムのパフォーマンスに影響を及ぼします。従いまして、定期的に CSV にデフラグを実行することにより、ボリューム上の断片化したファイルを統合することを推奨いたします。 スタンドアロン サーバーにおけるデフラグは、メンテナンス タスクとして自動的に実行されますが、CSV においてはデフラグは自動的に実行されません。よって、手動またはスクリプトにて実行する必要があります。なお、デフラグの実行はシステムのパフォーマンスに影響を与える可能性があるため、システムの負荷が少ない時間帯に実施することを推奨いたします。  … Read more

Windows Server 2012 以降の Hyper-V フェールオーバー クラスター 環境で、Hyper-V ホストの起動時に、CSVのイベント ID:5120 (c00000be) と ID:5142 (1460) のエラーが記録される

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの加藤です。本日は、Hyper-V ホストの起動時に記録される Microsoft-Windows-FailoverClustering ID:5120 (c00000be) と ID:5142 (1460) のエラーについてご紹介します。 <事象>==============================以下の条件を満たす環境で、再起動した Hyper-V ホストのイベント ログに Microsoft-Windows-FailoverClustering ID:5120 (c00000be) と ID:5142 (1460) のエラーが記録される事象が報告されております。 1. Windows Server 2012 以降の Hyper-V フェールオーバー クラスター 環境2. システムで IPv6 が無効になっている3. "Microsoft Failover Cluster Virtual Adapter" 以外に APIPA (169.254.0.0/16) の IP アドレスが割り振られた NIC が存在している 記録されるイベント———————————ソース:           Microsoft-Windows-FailoverClusteringイベント ID:       5120タスクのカテゴリ:      クラスターの共有ボリュームレベル:           エラー説明:クラスターの共有ボリューム 'Volume3' ('クラスター… Read more

クラスターの共有ボリュームの物理ディスクの交換について

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの加藤です。 本日は、クラスターの共有ボリューム (CSV) の物理ディスクを交換した際に、クラスター側で実施する作業についてご紹介します。   Windows Server 2008 以降のクラスターでは、ディスク リソースの物理ディスクを交換した際には、フェールオーバー クラスター マネージャーを使用して [修復] を実施しクラスター側でも新しいディスクへ交換を実施する必要がございます。 詳細につきましては下記の技術情報をご覧ください。   – 参考 Windows Server 2008 フェールオーバー クラスターにおけるディスク障害の対処方法 http://technet.microsoft.com/ja-jp/ee942177.aspx   しかしながら、クラスターの共有ボリューム (CSV) として使用されているディスク リソースは、そのままでは [修復] のメニューが表示されず、修復を実施することができません。 そのため、修復時には当該ディスク リソースをクラスターの共有ボリューム (CSV) から削除していただき、通常のディスク リソースに変更したあと [修復] を実施する必要がございます。 下記に手順をご案内します。※ ディスク内のデータのバックアップと復元については、別途実施していただく必要がございます。   – 手順 Windows Server 2008 R2 —————————— a) フェールオーバー クラスター マネージャー を起動します。… Read more

クラスター共有ボリュームの状態が “バックアップが進行中です,(リダイレクトされたアクセス)” と表示される

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの加藤です。 最近いただくお問い合わせのひとつに、Windows Server 2008 R2 のクラスター環境で、クラスター共有ボリューム (CSV) の状態が “バックアップが進行中です。(リダイレクトされたアクセス)” と表示される現象があります。この状態で “リダイレクトされたアクセスを無効にします” を実行しても失敗します。 この現象は CSV 上の仮想マシンのバックアップが進行中であれば、バックアップ完了後にダイレクトアクセスに戻るため無視しても問題はございません。これは、CSV 上の仮想マシンのバックアップ中は、リダイレクト モードに一時的に切り替わるためです。 しかし、バックアップ進行中ではない状況下で、上記状態となっている場合には、前回バックアップ時に作成された ShadowCopy が何らかの原因で残ってしまったために発生している可能性があります。※ 一般的にはバックアップが途中で失敗した場合などの状況が考えられます。クラスターは、CSV に ShadowCopy が残されていると、バックアップ完了しておらず進行中であると認識するため、この現象が発生します。なお、状況によっては、”バックアップが進行中です” が表示されず、”リダイレクトされたアクセス” のみとなっている場合もあります。 この問題に対処するためには、CSV 上に残された ShadowCopy を削除します。 ————————1. ”リダイレクトされたアクセス” 状態の CSV の所有者のノード上で、管理者権限のコマンドプロンプトを開きます。2. 以下のコマンドを実行します。>diskshadow>delete shadows all3. ShadowCopy 削除後に "バックアップが進行中です" の表示が消えたにも関わらず ”リダイレクトされたアクセス” の表示が消えない場合には CSV を他のノードに移動します。※ 全ての ShadowCopy を削除しても、"バックアップが進行中です" が消えない場合には別の原因が考えられますので弊社サポートへお問い合わせください。———————— – 参考DPM 2010 で Hyper-V の… Read more

McAfee VSE 8.7 Patch 5 or 8.8 Patch 1 のインストール後に、クラスター共有ボリューム (CSV) の状態が "リダイレクトされたアクセス" と表示される。

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの加藤です。 最近いただくお問い合わせのひとつに、Windows Server 2008 R2 のクラスター環境に McAfee VSE 8.7 Patch 5 or 8.8 Patch 1 をインストール後、クラスター共有ボリューム (CSV) の状態が "リダイレクトされたアクセス" と表示される問題があります。 この状態で ”リダイレクトされたアクセスを無効にする” を実行しても失敗します。 この問題は McAfee のフィルター ドライバー (mfehidk.sys) の ”階層” の値に小数点が含まれているため発生します。クラスター サービスはダイレクト モードで CSVを使用できるかどうかを決定するとき、同じストレージ スタック上のすべてのフィルター ドライバーを調べます。この時、Windows Server 2008 R2 のクラスターは、"階層" の値に小数点が含まれていると正しく認識しないためこの問題が発生します。 この問題を回避するには、以下の KB から修正プログラムをダウンロードして適用します。 Redirected mode is enabled unexpectedly in a Cluster Shared… Read more

クラスター共有ボリューム (CSV) の最大数について

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの加藤です。本日は、Windows Server 2008 R2 のクラスター共有ボリューム (CSV) の最大数についてお伝えします。 クラスター共有ボリューム (CSV) の最大数自体には制限がないため、登録できるボリュームの数は、OS で認識可能な LUN の数と同じです。 Windows Server 2008 R2 のサポートする LUN の最大数は、以下の通りです。   SCSI、FC 接続– 各 HBA アダプターにつき 8 個のバス– ひとつのバスにつき 128 個のターゲット ID– ひとつのターゲット ID につき 255 個の LUN   iSCSI 接続– Windows Server 2008 R2 標準の iSCSI イニシエーターの最大ターゲット数は 255 個– ひとつのターゲット ID につき… Read more

Server サービス異常終了時に、クラスターサービスに与える影響と回避策について

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの加藤です。本日は Server サービス異常終了時に、クラスターサービスに与える影響と回避策についてお伝えします。   ・現象 CSV を使用したHyper-V クラスター環境で、突然 CSV のコーディネーター ノード以外のノードから CSV にアクセスできなくなり、仮想マシンが停止してしまうお問い合わせを多くいただいています。 また、ファイルサーバーをクラスター化している環境では、ファイル サーバー リソースが障害となりフェールオーバーするお問い合わせもいただいております。 これらの現象が発生した際、以下の Server サービスの予期せぬ停止イベントが記録されていることがあります。    システム ログ——————エラー,Service Control Manager,7031,,Server サービスは予期せぬ原因により終了しました。このサービスの終了は 1 回目です。次の修正操作が 60000 ミリ秒以内に実行されます: サービスの再開。—————— また、上記の Server サービスの予期せぬ停止イベント以外にも多数のサービスが停止したイベントが記録されます。同時間帯には、アプリケーション ログに以下のようなエラーも記録されます。   アプリケーション ログ例:——————エラー,Application Error,1000,(100),”障害が発生しているアプリケーション名: svchost.exe_ProfSvc、バージョン: 6.1.7600.16385、タイム スタンプ: 0x4a5bc3c1障害が発生しているモジュール名: wmiprvsd.dll、バージョン: 6.1.7601.17514、タイム スタンプ: 0x4ce7ca79—————— 上記のアプリケーション エラーは、svchost.exe が、何らかの原因でクラッシュしたことを示しています。svchost.exe は、OS内の各種サービスをホストする汎用的なプロセスで、ひとつの svchost.exe で複数のサービスを管理しています。あるサービスの処理において異常が発生すると、svchost.exe 自体がクラッシュし、当該… Read more

"Cluster Shared Volume (CSV) が利用するネットワークの構成方法" を公開しました

こんにちは。日本マイクロソフトの永野です。   Cluster Shared Volume について、よくお問い合わせいただく内容を基に Webcast を作成させていただきました。   Cluster Shared Volume (CSV) が利用するネットワークの構成方法 (Web キャスト) http://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkID=247539&clcid=0x411   CSV を利用する環境をご利用の方は、ぜひご覧ください。… Read more

Microsoft iSCSI Software Target を使ってみよう

こんにちは。Windows テクノロジー サポートの吉井です。  今日は、以下の Microsoft iSCSI Software Target を使用して簡単な SAN 環境を構築する手順をご紹介しようと思います。 Microsoft iSCSI Software Target を利用すると、専用のストレージ ハードウェアを使わずに iSCSI 環境のテストやクラスターの共有ストレージ環境を構築したりできます。また、仮想環境での利用も可能で、仮想環境で何か検証をしてみたい場合などにも使えて便利です。無償のツールですので、是非皆さんも使ってみてください。 Microsoft iSCSI Software Target 3.3http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?FamilyID=45105d7f-8c6c-4666-a305-c8189062a0d0    今回作る環境について 今回は以下のような 2 台のマシンを使った環境を構築します。 ホスト名 IP アドレス 用途 OS Target 192.168.0.1 iSCSI ターゲット (接続先) Windows Server 2008 R2 WS08R2 192.168.0.2 iSCSI イニシエーター (接続元) Windows Server 2008 R2 以下、具体的な手順をご紹介します。   1…. Read more