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Microsoft Japan Windows Technology Support

パフォーマンス モニターの時刻表示ずれについて

こんにちは。Windows サポートチームの太田です。 今回はパフォーマンス モニターの表示に関する問題を確認いたしましたので、ご紹介いたします。 [概要]パフォーマンス モニターを用いて、グラフにてリアルタイムのパフォーマンス データを表示させている際に、実際のシステム時刻からずれた時刻が表示される場合があります。 [詳細]この現象は、長期間連続稼働させていることによって表示上の問題が発生する場合があります。パフォーマンスデータやグラフの描画自体はリアルタイムに正しく表示されますが、表示される時刻が実際のシステム時刻よりも過去の時刻が表示されます。 具体例を示します。 図の例では、システム時刻は 23:52 ですが、パフォーマンスモニターに表示されるリアルタイムの時刻は、17:52 となり 6時間遅れています。 [影響]この事象は、パフォーマンスモニターの時刻表示に限定した問題で、時刻以外は正確な情報が表示されます。また、データ コレクターを用いて採取するパフォーマンスログはこの影響を受けません。 [回避策]定期的にパフォーマンスモニターを終了/起動していただくようお願いいたします。 [対象OS]Windows Server 2008 /Vista 以降の Windows にて発生することを確認しております。 ご不便をおかけいたしますが、上記回避策にてご対応くださいますようお願いいたします。… Read more

循環形式でパフォーマンスログを収集する方法について

こんにちは。Windows サポートチームの豊島です。   各リソースの使用状況を記録するため常時パフォーマンス ログを収集したいが、長期間パフォーマンス ログを収集し続けることによってログ ファイルが肥大化するのを防ぎたいというご要望を多くいただきます。   そこで今回は、パフォーマンス ログ ファイルの最大サイズを指定し、そのサイズ内で常に最新のログを記録し古いログを破棄する “循環” 形式でパフォーマンス ログを収集する方法について紹介させていただきたいと思います。   なお、この方法は Windows Server 2003 以降の OS では、クライアント OS を含む全ての OS にて設定することができます。 設定の手順や表示される項目名は OS 毎に多少異なりますが、以下の手順では Windows Server 2008 R2 を例に紹介いたします。   設定手順 : 1. [Windows] キーを押しながら [R] キーを押し [ファイル名を指定して実行] を開きます。 2. perfmon と入力し、 [OK] をクリックします。 3. 左ペインより、[パフォーマンス] – [データ コレクター セット]… Read more

ゲスト OS の物理メモリが大量に使われている

こんにちは、Windows サポートの新川です。  ゲスト OS のメモリ使用状況について、以下のご質問をいただく事があります。 タスクマネージャーでパフォーマンスを見ていたら、物理メモリが大量に使われているけれども、プロセス タブでそんなに物理メモリを使っているプロセスが見当たらない パフォーマンス モニタを見ていると、突然 Memory\Available Mbytes が大きく減ったけど、その時間帯の Memory カウンタや Process カウンタを見ても、ほとんど物理メモリを使っているものが見つからない。  これらは、そのゲスト OS のメモリ管理を “動的” に設定されているのであれば、バルーニング と呼ばれる仕組みによって発生しているものが大半を占めます。今回は、バルーニングの見え方について少しお話しします。    ■ Dynamic Memoryの実装 まずはバルーニングの前に Dynamic Memory についての説明です。Windows Server 2008 R2 SP1 より、Hot Add Memory が可能なゲスト OS に対して、Hyper-V ホストからシステム稼働中に動的に物理メモリを割り当てる事が可能になりました。この機能により、ゲスト OS に割り当てられるメモリが動的に最適化出来るようになっています。ただし、Dynamic Memory のゲスト OS の要件には、Hot Add Memory というのはありますが、Hot Remove Memoryというのはありません。つまり、ゲスト OS は “動的に物理メモリを追加”… Read more

パフォーマンス カウンタをシステム起動時から自動的に開始する方法について (Windows Server 2008 / Windows Server 2008 R2)

こんにちは。Windows テクノロジー サポートの横山です。   Windows Server 2008 および Windows Server 2008 R2 で作成したパフォーマンス カウンタをシステム起動時から自動的に開始する方法を紹介します。   Windows Server 2008 および Windows Server 2008 R2 のパフォーマンス モニタでは、Windows 2000 Server および Windows Server 2003 のパフォーマンス モニタの時と同じ手順で、パフォーマンス カウンタをシステム起動時に自動的に開始させる事は出来ません。   Windows Server 2008 および Windows Server 2008 R2 においてシステム起動時に自動的にカウンタを開始するためには以下の 3 つを組み合わせて使用する必要があります。 a. logman.exe b. バッチ ファイル c. タスク スケジューラ  … Read more

リソース不足について – 第 3 回

こんにちは。 Windows テクノロジー サポートの丸山です。   第 1 回、および第 2 回では、リソース不足の問い合わせにおいて、原因となることが多いページプール、非ページプールの不足についてお話をさせていただきました。   今回は、ページプール、非ページプールの上限値の確認方法と、Windows Vista や 64-bit Windows についてお話します。   ページプール、非ページプールの上限値確認方法について   まず、パフォーマンスモニタでは、以下の値が確認可能であることをお話ししました。   – Pool Nonpaged bytes – Pool paged bytes (この値は、ページアウトされた分も含めた、ページプールの全体サイズを示しています) – Pool paged resident bytes (この値は、ページプールの中でも、物理メモリ上にあるメモリサイズを示しています)   しかしながら、パフォーマンスモニタでは、これらの最大サイズを確認することができません。 カーネルデバッガを使用して、!vm コマンドを実行することで、値を確認することができます。 ただし、Windows Vista 以降の OS をお使いの場合では、デバッガを接続するためにWindows をデバッグモードで起動する必要があります。ちょっと面倒ですね。   そこで、代わりに今回は Process Explorer ツールを使用した方法についてご紹介します。 Process Explorer では、シンボルの設定を行うことで、現在確保されているプールのサイズや、その上限値を確認することができます。… Read more

リソース不足について – 第 2 回

こんにちは。 Windows テクノロジー サポートの田辺です。 リソース不足について – 第 2 回 では、ページ プールと非ページ プールについて もう少し掘り下げて見ていきたいと思います。 第 1 回と比較をすると細かい内容となりますが、トラブルシュートを行う上では欠かせない要素もいくつかありますので、がんばって進めていくことにしましょう。     割り当てられる領域につける名札について   ページ プールおよび非ページ プール内の領域が、各要求元のドライバに割り当て (Allocate) られる際には、Tag と呼ばれる 1 ~ 4 文字の名札がつけられます。 大抵この Tag には 要求元のドライバにより一意の文字が指定されるので、ドライバのどのような動作の際に確保されたプール (ページ プールもしくは 非ページ プール) なのかを判断する事ができ、この Tag 毎に使用されている値を見る事でプールの枯渇が発生した場合に、どのドライバが “限りあるリソース” を消費しているのかを追跡する事が可能となるのです。ただし、Tag そのものから確保されたプールがページ プールもしくは非ページ プールなのかを判別する事はできません。多くの場合、ページ プールと非ページ プールで共通の Tag が使用されます。   いくつか例を挙げてみますと、、、   MmSt –… Read more

リソース不足について – 第 1 回

こんにちは。 Windows テクノロジー サポートの田辺です。   システムの管理を行っていると必ずと言って良い程直面するのが、システムのリソース不足だと思います。 システム リソースって?と聞かれるとまず思いつくのが、物理メモリになるかと思いますが、システムで使用しているリソースは、実は物理的に搭載しているメモリだけではありません。   そこで今回はシステム リソースの中からも、デバイスの開発者やサポート業務等に従事している方以外にはあまり知られていないような、ページ プールや 非ページ プールといったリソースをピックアップして紹介させていただきたいと思います。     ページ プールと非ページ プールについて   一言で言うと、ページ アウトしないプール領域とページ アウトする事が出来るプール領域という事になりますが、言葉だけだとさっぱり分かりませんね。 そこで漠然とですが説明しますと、、    – ページ プール   ページ プールとは、カーネル モードで動作するドライバによって確保される仮想メモリ空間で、OS コンポーネントやアプリケーションにより利用される。 ページ プールはページング ファイルへの書き出し (ページ アウト) を行うことが可能。 ページ アウトが可能なため、確保されているページ プールが全て物理メモリ上に存在しているわけでは無い。    – 非ページプール   ページ プールとは異なり、ページ アウトが行われない領域。   となります。   ページ プール、非ページ プールの用途は多岐に渡りますが、実際にプール領域を比較的多く使用するモジュールとしては、OS モジュールのほか、I/O… Read more