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差分更新プログラム適用後「インストールされた更新プログラムの一覧」に、同じ KB 番号が 2 つ表示される現象について

本記事の最新版をフォーラムにて紹介しております。

記事の改訂が含まれる場合がございますので、フォーラムの情報を参照してください。
フォーラムへのリンク


こんにちは。Windows Platform サポートチームです。

Windows Server 2016 及び Windows 10 では、非 WSUS 環境向けに、Windows カタログサイトよりダウンロードいただける、差分更新プログラムを配信しております。
差分更新プログラムを適用すると、累積更新プログラムを適用するよりも、クライアントが更新に要する時間が大幅に短縮されます。

差分更新プログラムをインストールした後に、コントロールパネルのプログラムと機能からご確認いただける「インストールされた更新プログラム」の一覧に、インストールしたサポート技術情報番号 (KB 番号) のプログラムが 2 つ表示されます。

これは、OS側及び更新プログラムの仕組みに起因して発生する現象で、正常な状態です。

「インストールされた更新プログラム」の一覧に「更新プログラムID」を表示させる (※) ことで、それぞれ別のプログラムであることを確認いただけます。
※一覧の列タイトルを右クリックし、その他を選択し表示される「詳細表示の設定」画面より「更新プログラムID」にチェックを入れると表示されます。

なお、差分更新プログラムをアンインストールする際には、Package_for_RollupFix、Package_for_RollupFix_Wrapper の順番で、同じサポート技術情報番号のエントリを 2 つともアンインストールしてください。

本記事におきましては予告なく内容を変更させていただくことがございます。今後、情報のアップデートがあれば、引き続き本ブログ内にてお知らせいたします。

[参考情報]
Monthly Delta update ISV support without WSUS Windows 10 quality updates explained & the end of delta updates Windows 10 および Windows Server の品質更新プログラムのコンパクト化を発表