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ユーザー プロファイル ディスク (UPD) を使用している環境で、ユーザーがログオフ状態である場合、タスク スケジューラで構成されているユーザープロファイル領域を利用するタスクが実行できない

Windows プラットフォーム サポートの平井です。 本記事では、ユーザー プロファイル ディスク (UPD) を使用している環境で、タスク スケジューラにて構成された非対話型タスクが実行できないシナリオについて解説します。 次の条件において、タスク スケジューラで構成されているタスクが正常に実行できません。 1. Remote Desktop Service にて UPD が構成されている 2. RD セッションホスト の タスク スケジューラー にて非対話型タスクが構成されている。(”ユーザーがログオンしているかどうかにかかわらず実行する” セキュリティ オプションが構成されたタスク) 3. タスクに、ユーザープロファイルの領域に対する操作が含まれている。 4. タスクの実行時、UPD に紐づくユーザーはログオフしている 上記の事象が発生する背景は次の通りです。 UPD がユーザープロファイルとしてマウントされる要件としては、対話型ログオンの一環として Winlogon.exe からユーザープロファイルディスクがマウントされる必要があります。 しかしながら、現行のタスク スケジューラにおける実装においては、ユーザーがログオフ中に実行される非対話型タスクの実行時は、タスク スケジューラからUPDをマウントするための Winlogon.exe との連携実装が存在しません。 このため、対象のユーザーがログオフの状態(UPD がアンマウントされている状態)では、対象のユーザープロファイル領域を利用するタスクについては正常に実行することはできません。 これは、現行の実装における制限事項です。UPDが構成された環境にてユーザープロファイル領域を利用するタスクを実行する場合は、対象のユーザーのログオン中にご実行いただくことをご検討ください。 尚、一般的な ローカル ユーザー プロファイル または、移動ユーザー プロファイル が使用されている環境の場合、非対話型タスクであっても タスク スケジューラ サービス… Read more

リモート デスクトップ サービス環境にてファイルが削除ができない事象について

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの吉田です。 Windows Server 2012 以降のリモート デスクトップ サービス環境において、ファイルが削除できない現象が発生することがあります。 発生要因と回避策についてご案内いたします。 ■ 現象概要: Windows Server 2012 以降のリモート デスクトップ サービス環境をご利用しており、かつ、プロファイル管理にユーザー プロファイル ディスク (UPD) をご利用いただいている場合に、ファイルを右クリックして “削除” もしくはごみ箱にファイルを移動させようとすると、削除時に管理者権限の資格情報を要求される場合があります。 このとき、Shift + Delete による直接削除は可能です。   ■ 詳細: 通常時は、ごみ箱にファイルを削除する際は、<%UserProfile%>\RECYCLE.BIN\<User-SID> フォルダー下に削除ファイルを作成いたします。 しかしながら、事象が発生している場合、<%UserProfile%>\RECYCLE.BIN フォルダー直下に削除ファイルを作成しようと動作いたします。 <%UserProfile%>\RECYCLE.BIN フォルダー直下は、正常時でも通常ユーザーは Write 権限がありません。 このため、ごみ箱に削除できない事象が発生いたします。 UPD はユーザーが RD セッション ホストにログオンする際にマウントされ、マウントポイントのリストが作成されます。この際、タイミングによりマウントポイントのリストへの追加が行われない場合があります。この状況が発生すると <%UserProfile%>\RECYCLE.BIN\<User-SID> ではなく、<%UserProfile%>\RECYCLE.BIN フォルダー直下がゴミ箱の格納先として使用されます。 これにより、削除 (移動) の権限が与えられず、ファイルが削除できない事象が発生します。 これは、UPD のマウント時に動作するマウント の通知とリストの作成がそれぞれ別のサービスで動作し、それぞれのサービスの動作するタイミングによって発生します。  … Read more

ユーザー プロファイル ディスク使用時に 一部メニューが英語表記になってしまう事象について

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの今入です。 Windows Server 2012 R2 環境において、リモート デスクトップ サービスを展開しており、ユーザー プロファイル ディスク (UPD) を使用している環境で、スタート メニューやコンテキスト メニューの一部が英語表記になってしまう事象があります。 英語表記になる箇所は、以下の通りです。 [コンテキスト メニュー] – [送る] 内の一部項目 [スタート メニュー] – [すべてのアプリ] – [Windows アクセサリ] の一部 [スタート メニュー] – [すべてのアプリ] – [Windows 簡単操作] [スタート メニュー] – [すべてのアプリ] – [Windows システム ツール] の一部 今回は、この英語表記になってしまう事象の原因と対処方法について、解説します。 ユーザー プロファイル ディスクについて 原因 対処方法   ユーザー プロファイル… Read more