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Microsoft Japan Windows Technology Support

ロシアのタイム ゾーンが通年冬時間となる変更に対応した更新プログラムについて

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの北原です。 2014 年 10 月にロシアのタイム ゾーンが通年冬時間となる変更が行われましたが、弊社ではそれに対応する更新プログラムをこれまで 2 つ公開いたしました。本記事において、それぞれの目的について解説いたします。 対象 OS: Windows Server 2003, Windows XP Embedded   ========================タイム ゾーン情報の変更について========================まずはその前提となる話として、更新プログラム適用によるタイム ゾーン情報の変更についてご説明をさせていただきます。Windows OS では、各タイム ゾーンの設定 (サマー タイムの情報も含む)をレジストリ上で管理しており、対応する更新プログラムを適用することで、その内容が正しいものに変更されます。 各政府機関がタイムゾーンの変更を公式発表すると、弊社ではその知らせを受けて、更新プログラム(または、修正プログラムや Fix it) を公開しますが、今回のケースのようなサマー タイムの開始や廃止といったケースでは、その開始と終了の 2 回の変更に対応するため、通常 1 対の更新プログラムをリリースしております。 例えば、今年のモロッコのラマダンによるサマー タイムの変更については、以下の技術文書にある通り、2 つの Fix it をリリースしており、時期をずらしてそれぞれを適用するようお願いしております。 2014 – Morocco Ramadan DST changes – Fix it solutionshttp://support.microsoft.com/kb/2974661/en-us   ========================今年の 9… Read more

グループ ポリシーを使用してリムーバブル デバイス アクセス制御を行う前に行っていただきたいこと

※ 2015 年 5 月 18 日に加筆いたしました。   いつも弊社製品をご利用いただきまして誠にありがとうございます。 Windows プラットフォーム サポートの加藤です。 本項では、グループ ポリシーを用いてリムーバブル デバイスへのアクセス制御を行う際にご注意いただきたい点についてご紹介させていただきます。 ポリシーを適用して制御を行う前にご注意いただけますことを推奨しておりますが、ポリシーを用いてリムーバブル デバイスへのアクセス制御を既に行っているお客様につきましても、 “意図した制御が行えていない場合の対処策” もしくは “不具合に対する予防措置” としてご利用いただくことをお奨めしております。 また、記載させていただいている不具合の内容は、弊社に報告されている事象の中でも代表的なシナリオでございます。そのためお客様の運用状況に一致しない場合でも、確認及び適用をご検討いただけますと幸いです。     <本項の概要> —————————————————————————————————————- ■ある一定の条件下で起こる不具合に対する対処方法 (該当のOS)   1. グループ ポリシーを用いたデバイスのアクセス制御の設定が反映されない (Windows 8, Windows 8.1)   ■弊社製品の不具合に起因した問題に対する KB 及び修正プログラム (該当のOS)   1.  リムーバブル記憶域へのアクセス制御ポリシーを設定しても正しく適用されない (Windows Vista, Windows Server 2008)   2.  リムーバブル デバイスへのアクセス制御ポリシーを設定後、光学デバイス (DVD, CD) ドライブがエクプローラー等から見えなくなる (Windows Vista, Windows… Read more

Windows 8.1 や Windows Server 2012 R2 での日本語 IME 辞書の更新について

こんにちは、Windows サポートチームの頂です。 ご利用環境によって、Windows 8.1 や Windows Server 2012 R2 で日本語 IME 辞書の更新 (KB 2880582) が適用されていない、Windows Update に検出されないといったお問い合わせを頂いておりますので、Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2 の IME 辞書ファイルの更新についてご紹介いたします。 文書番号: 2880582 Windows 8.1 での日本語 IME 辞書の更新http://support.microsoft.com/kb/2880582/ja 技術文書にて公開いたしております、日本語 IME の辞書は、スタート スクリーン内の検索チャームやストア アプリなどで利用される IME (以下 Modern IME) 専用のアップデート辞書となります。そのため、Modern IME が有効となっていない環境の場合、Windows Update にて更新項目として表示されません。 以下のように、検索チャームやストア アプリなど日本語入力を有効にした時点で、OS 上で Modern IME が有効と判断され、Windows Update の検出対象となります。… Read more

Windows Server 2012 R2 環境で Quota 6 イベントが記録される

こんにちは。 Windows プラットフォーム サポートの横山です。 本日は、Windows Server 2012 R2 環境で出力される Quota 6 イベントについてお伝えいたします。 クォータの設定を行っているドライブを Window Server バックアップで取得した場合、バックアップ期間中に Quota 6 のイベントがシステム ログに記録されます。Quota 6 のイベントはクォータ ドライバーをボリュームに対して接続できず、正常にクォータの設定が行えなかったことを示します。バックアップ期間中に表示される Quota 6 に記載のボリュームは、VSS (Volume Shadow Copy) を取得する際に利用されるボリュームです。本ボリュームは書き込みが保護されているため、クォータ ドライバーの接続は Windows Server バックアップによるバックアップ処理への介入を行う処理ではございません。そのため、Quota 6 のイベントがバックアップ期間中にのみ記録され、それ以外のタイミングでは記録されていない場合は、本イベントは無視可能なイベントであり、バックアップ データにも影響を与えないイベントです。 なお、クォータがボリュームに対して正常に設定されているかを確認するにあたりましては fltmc コマンドをご利用ください。  >fltmc instances -f quota  実行例: C:\>fltmc instances -f quota  Instances for quota filter:  Volume Name                              Altitude       … Read more

スタートアップ修復の無効化について

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの世古です。 日々のサポート業務の中で、お問い合わせを頂く内容についてご紹介します。 今回は Window 7 で標準の機能となっている「スタートアップ修復」の無効化方法についてご紹介します。管理上「スタートアップ修復」によるシステムの復元をユーザーに行わせたくない場合には以下の手順をご参照下さい。まず「スタートアップ修復」の機能について知りたい方は “補足(スタートアップ修復について)” で説明しておりますので、そちらを先にご確認ください。 「スタートアップ修復」は既存の設定でシステムの復元機能が有効になっており、実行すると直近の復元ポイントに復元されます。最近インストールしたドライバやソフトウェアなどが起動障害の原因である場合、システムの復元が自動実行されることで障害が取り除かれます。 しかしグループ ポリシーなどで復元ポイントの作成を無効にしている環境では、新たに復元ポイントが作成されることはなく古い復元ポイントのみが残ってしまっている場合があり、スタートアップ修復が行われた結果として、システムを構築した時点の環境に復元されてしまう場合があります。このような環境においては、以下に記載したスタートアップ修復の無効化および復元ポイントの削除が有効な場合がございます。   ・スタートアップ修復の無効化方法 以下にスタートアップ修復を無効化する手順を紹介いたします。 1. コマンド プロンプトを管理者権限で起動します。 2. 下記の 2 つのコマンドを実行します。   bcdedit /set {current} recoveryenabled No bcdedit /deletevalue {current} recoverysequence   また以下のコマンドにて再度有効にする事が出来ます。   REAgentc /Enable   (補足) 対象となるWindows ブート ローダーの identifier に {current} 以外の値が設定されている場合は、各端末毎にGUID を確認していただく必要がございます。 Windows ブート ローダーの値の確認は bcdedit コマンドで確認できます。   ・復元ポイントの削除方法について… Read more

パフォーマンス モニターの時刻表示ずれについて

こんにちは。Windows サポートチームの太田です。 今回はパフォーマンス モニターの表示に関する問題を確認いたしましたので、ご紹介いたします。 [概要]パフォーマンス モニターを用いて、グラフにてリアルタイムのパフォーマンス データを表示させている際に、実際のシステム時刻からずれた時刻が表示される場合があります。 [詳細]この現象は、長期間連続稼働させていることによって表示上の問題が発生する場合があります。パフォーマンスデータやグラフの描画自体はリアルタイムに正しく表示されますが、表示される時刻が実際のシステム時刻よりも過去の時刻が表示されます。 具体例を示します。 図の例では、システム時刻は 23:52 ですが、パフォーマンスモニターに表示されるリアルタイムの時刻は、17:52 となり 6時間遅れています。 [影響]この事象は、パフォーマンスモニターの時刻表示に限定した問題で、時刻以外は正確な情報が表示されます。また、データ コレクターを用いて採取するパフォーマンスログはこの影響を受けません。 [回避策]定期的にパフォーマンスモニターを終了/起動していただくようお願いいたします。 [対象OS]Windows Server 2008 /Vista 以降の Windows にて発生することを確認しております。 ご不便をおかけいたしますが、上記回避策にてご対応くださいますようお願いいたします。… Read more

RDS (TS) CAL について

こんにちは。 Windows プラットフォーム サポートの吉田です。 今回は、リモート デスクトップ サービス (旧ターミナル サービス) で利用される CAL (Client Access License) の概要および動作についてご説明いたします。 Windows Server に多数のセッションを同時に接続させるためには、リモート デスクトップ サービス環境を構築する必要がありますが、ご利用いただくためには、各クライアントに対して、リモート デスクトップ サービス クライアント アクセス ライセンス (RDS CAL) を発行します。 ※ Windows Server 2008 までは、ターミナル サービス クライアント アクセス ライセンス (TS CAL) が正式名称となりますが、本稿では全て CAL と記載します。 CAL の動作原理や有効期限について、よくいただくご質問を以下にまとめました。 ぜひご参考ください。   1. CAL の概要 ————————– CAL は大きく以下の 2 種類に分類されます。 デバイス… Read more

Windows 7 での RemoteFX USB リダイレクトについて

こんにちは。 Windows プラットフォーム サポートの片山です。 今回は、Windows 7 での RemoteFX  USB リダイレクトを使用するうえで注意事項を紹介させて頂きます。 リモート デスクトップ接続した際、リモート セッション上でローカル コンピューター (クライアント) のデバイスやリソースを使用したい場合に、リダイレクトという機能を使用することが可能です。しかしながら、従来のリダイレクトできるデバイスは限られており、Web カメラ、スキャナ等は MTP (メディア転送プロトコル) または PTP (画像転送プロトコル) がサポートがされていない場合リダイレクトを行うことができませんでした。 そこで、どのデバイスでもリダイレクトが出来るように、RemoteFX USB リダイレクトがWindows 7 SP1 及び Windows Server 2008 R2 SP1  に KB 2592687 を適用することによりサポートされるようになりました。 RemoteFX USB リダイレクトでは、厳密にはリダイレクトを行いたいUSB デバイス だけでなく、USB ポートのエミュレートも行います。そのため、ローカルのデバイスとして、USB 2.0 Driver が使用されていた場合においても、RemoteFX USB リダイレクトでは、まず、自身に最適なデバイスである USB 3.0 の使用を試みます。Windows 7 では USB… Read more

マイクロソフト サポート診断パッケージについて

こんにちは。 Windows プラットフォーム サポート 松田です。 今回は Windows の情報を一括で採取する便利なツールをご紹介させて頂きます。 本ツールを利用することで、Windows 7/ Windows Server 2008 R2 以降の環境で追加コンポーネントをインストールすることなく、自動的にシステム情報を採取することができます。   何か問題が起こった際、まずは本手順にて資料を採取いただければ、後で採取された情報から調査することも可能であり、採取された資料を Microsoft に送信することで、自動的に存在する可能性のある問題を見つけることもできます。 なお、本ツールによる情報を行う際には、一時的に CPU 使用率が上がる可能性がありますので、予めご注意ください。   // 事前準備 用意していただくものは Microsoft アカウントだけです。 Microsoft アカウントは以下のサイトより入手してください。 Microsoft アカウントhttp://www.microsoft.com/ja-jp/msaccount/default.aspx // 資料の採取手順 今回は、Windows セットアップ関連の情報を採取する方法をご紹介します。 本手順は採取された情報は手元に保存しておけるので、一般的な情報を採取し、後で解析する場合にも有効です。   – “Portable_Diagnostic.exe” の取得 – 1.  以下のサイトにアクセスします。 (Microsoft アカウントでサインインしていない場合には、サインインページにリダイレクトされます。) Support Diagnostics https://wc.ficp.support.microsoft.com/SelfHelp?knowledgebaseArticleFilter=&lcid=1041 2. “Windows セットアップのトラブルシューティング ツール” の診断パッケージを選択します。       3…. Read more

DevNodeClean で削除される Device Class

こんにちは。 Windows プラットフォーム サポート 三浦です。 今回は DevNodeClean で削除対象のデバイスに関してご紹介させて頂きます。   DevNodeClean では、すでに接続されていない等の理由により、不要となったデバイスのレジストリ情報を削除します。 その際に削除対象としている Device Class は以下の通りです。   {4d36e967-e325-11ce-bfc1-08002be10318} : DiskDrive {71a27cdd-812a-11d0-bec7-08002be2092f} : Storage Volumes {533c5b84-ec70-11d2-9505-00c04f79deaf} : Storage Volume Snapshots   また、処理の中で、setupapi が呼ばれ、合わせて以下も削除されます。   {53f56307-b6bf-11d0-94f2-00a0c91efb8b} : GUID_DEVINTERFACE_DISK {53f5630d-b6bf-11d0-94f2-00a0c91efb8b} : GUID_DEVINTERFACE_VOLUME {7f108a28-9833-4b3b-b780-2c6b5fa5c062} : GUID_DEVINTERFACE_HIDDEN_VOLUME   System-Defined Device Setup Classes Available to Vendors http://msdn.microsoft.com/en-us/library/windows/hardware/ff553426(v=vs.85).aspx   これら削除対象のデバイスは DevNodeClean の Version… Read more