Ask CORE

Microsoft Japan Windows Technology Support

2018年3月以降の月例更新プログラムの適用後、Windows 7 の 32 ビット (x86) 端末で再起動を繰り返す場合の対応

こんにちは。 Windows Platform 担当です。

2018 年 3 月またはそれ以降の月例更新プログラム(セキュリティのみまたは月例ロールアップ)を適用後、一部のお客様より Windows 7 の 32 ビット (x86)  端末で再起動を繰り返す事象についてお問い合わせをいただいております。
本記事では、事象の対応策についてご案内します。

 

事象:

2018 年 3 月またはそれ以降の月例更新プログラム(セキュリティのみ または月例ロールアップ)を適用後、Windows 7 の 32 ビット (x86) 端末が起動しなくなるか、繰り返し再起動が実行されます。
再起動が発生するシナリオはユーザーの環境に依存しますが、以下のようなタイミングで発生することが報告されています。

– 起動中
– ログオン直後
– ネットワークケーブルが接続されたとき
– 特定のアプリケーションの起動時

 

弊社では、KB4088878 (2018 年 3 月の月例更新プログラム) の既知の問題として以下の情報を公開しています。

2018 年 3 月 14 日 – KB4088878 (セキュリティのみの更新プログラム)

このセキュリティ更新プログラムを適用した後、32 ビット (x86) 版コンピューターが起動しなくなるか、繰り返し再起動が実行されます。
このセキュリティ更新プログラムおよびそれ以降のセキュリティ更新プログラムを適用する前に、以下の外部ドライバーについては、製造元が修正するまではアンインストールしてください。


  • HASP カーネル デバイス ドライバー (別名 Haspnt.sys)
  • ハード ロック キー ドライバー (別名 hardlock.sys)

 

原因:

この問題は、CPU 脆弱性 (Meltdown) の緩和策の導入のための修正に関連し、サード パーティ製ドライバーの互換性の問題が発生していることに起因します。

上記のCPU 脆弱性に関連する修正部分は3月の月例更新プログラムで導入され、4月、5月の月例更新プログラムにも修正後のモジュールが一部含まれるため、同様の事象が発生しています。また、6月以降の月例更新プログラムでも事象が発生する可能性があります。

弊社の調査では、以下の 2 つのドライバーが事象発生に関連することを確認しています。

– Haspnt.sys (HASP Kernel Device Driver)
– hardlock.sys (Hard Lock Key Drivers)

ユーザー報告では、これらのドライバーは、以下のプログラムに含まれるとの情報があります。

– Sentinel System Driver Installer
– Sentinel Runtime
– Sentinel HASP License Manager

 

解決策:

お手数ですが、更新プログラムの適用前に上記のドライバーをアンインストールするか、提供元様にお問い合わせいただき、互換性のあるドライバーを入手・適用くださいますようお願いいたします。
ドライバーの互換性の問題であるため、弊社より OS の修正を提供する予定はございません。

ドライバーを更新いただくまでの間、暫定的に事象の発生を回避して OS の更新プログラムを適用することが必要な場合、以下の技術文書の「修正プログラムを無効にするには」の記述に従い、CPU 脆弱性の緩和策をレジストリ設定で無効にしていただくことで、事象発生が回避できるかご確認ください。

 

投機的実行のサイドチャネルの脆弱性から保護するための IT プロフェッショナル向け Windows クライアント ガイダンス