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Microsoft Japan Windows Technology Support

IPP プリンターの追加時、1 回目の操作に失敗する問題について

<English follows Japanese> こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの近藤です。 IPP プリンターの追加時に、1 回目の操作に失敗する事象についてご紹介いたします。 [現象] IPP プリンターの追加時に、1 回目の操作において以下のエラーとなり、プリンターの追加に失敗することがあります。 もし追加に失敗した場合でも、[次へ] を押し、何度か再試行することで成功します。 [発生条件] この問題は IPP プリンターを公開しているプリント サーバーが以下の 2 つの条件を両方満たす場合に発生します。 – HTTPS 接続のみが許可されている。(HTTP 接続が許可されていない。) – 匿名認証が許可されていない。 [対処策] [次へ] を何度か押し、再試行することでプリンターを追加することができます。 また、HTTP 接続を許可するか、匿名認証を許可する場合、上記の [発生条件] を満たさないためプリンターを追加することができます。 2018 年 6 月時点で、本問題を全て解消する更新プログラムのご用意はございませんため、上記のいずれかの対処の実施をご検討いただけますと幸いです。 現在弊社では、製品開発部門と協力し、本問題の調査中でございます。調査に進展がありましたら、本稿を更新いたします。   — First attempt failed, when you add a new IPP printer.   Hi, my… Read more

ディスク認識とディスク番号について

. こんにちは、日本マイクロソフト Windows サポートの高谷です。 PC を再起動した際に、ディスク番号が変わってしまった! というお問い合わせをいただくことがあります。 結論から言うと、この現象は Windows の想定された動作のため、ご安心ください。 今回は、Windows のディスク番号についてご説明したいと思います。 . ■     ディスクの認識とディスク番号の採番の仕組み . Windows では、ディスク番号は、システムのブート時にプラグアンドプレイ (PnP) 機能により列挙された順序で 0 以上の番号が若い順に採番されます。 PnP機能 は、Windows が自身に接続されたデバイスを認識するために必要な仕組みであり、PnP マネージャーが司っています。 Windows が起動した際に、PnPマネージャーが、接続しているデバイスの確認を行います。これはディスクに限らず、キーボード、ディスプレイなどの入力/出力機器や USB 接続機器など、接続している全ての機器について接続の確認を行います。 接続確認は一斉に、パラレルで実行するため、各デバイスからの応答が PnP マネージャーへ到達するタイミングは同時ではありません。応答が早いデバイスもあれば、少し遅れて応答を返すデバイスも存在します。PnP マネージャーは、応答が返ってきた順にデバイスを列挙して OS へ伝えるため、ディスクに関しても応答が早かったディスクから順に列挙され、ディスク番号が採番されます。 この動作は、Windows が起動するたびに行われますので、デバイスからの応答が返ってくるタイミングが何らかの要因で変わった場合は、割り当てられるディスク番号も変わるというわけです。 ■     事象を回避する方法 . 本事象を回避する方法は残念ながらございませんが、ディスク番号が変わるだけで、内部のデータには何の影響もありませんのでご安心ください。 この動作は製品の仕様であり、ディスク番号が再起動毎に変更されてしまうことは、システム上は問題ありません。 なおディスクの場合、接続時のオンライン/オフライン状態には依存せず、ディスク自体を認識したタイミングで採番されます。また、ディスクがローカルのディスクであるか、iSCSI 接続のディスクであるか等の種類にも依存はせず、シンプルに応答が早かった順に番号が振られます。 ■     ディスクの識別方法 . これまでのご説明通り、ディスク番号は再起動のたびに変わってしまう可能性があります。そのため、ディスク番号を頼りにディスクを識別することはお勧めできません。ディスクを識別する場合は、”ディスク署名” と呼ばれるユニークな ID がありますので、こちらをご確認ください。 // ディスク署名の確認方法 コマンド… Read more

RD 接続ブローカー高可用性環境の標準的な構築手順について

皆さん、こんにちは。 本記事では RD 接続ブローカー高可用性環境 (High Availability) の標準的な構築手順についてご紹介いたします。 RD 接続ブローカーの高可用性について検討中の場合は、本記事が参考となれば幸いです。 なおご案内する手順については Windows Server 2012 以降のリモート デスクトップ サービス環境を対象としています。 1. RDCB HA構築前の準備 2. RDCB HA環境を構築する 3. FAQ   1. RDCB HA構築前の準備 RD 接続ブローカーの高可用性環境 (以降 RDCB HA) を構築するには、Active Directory や SQL サーバーが 必要となります。 RDCB HA 環境の構築を行う前に構築対象のサーバーは予めドメインに参加し、データベースとして構築済みの SQL サーバーを 用意して頂くようお願いします。 本手順では以下の構成を例として作業を進めて行きます。 a. 事前準備が必要なサーバー TEST-DC (ドメイン コントローラ) TEST-DC (DNS サーバー) TEST-SQL… Read more

サービスでデスクトップと対話が行えない

こんにちは、Windows プラットフォーム サポートの栗山です。 今回は、サービス プログラムからデスクトップと対話が行えず、マウスやキーボードによる操作ができないという現象について、ご紹介いたします。 自社にて開発されているサービス プログラムのご参考としていただけますと幸いです。 [現象] ①サービス プログラムから GUI アプリケーションを起動後、タスクバーへ「対話型サービスの検出」のアイコンが表示されるのでクリックする。 → 「対話型サービスの検出」画面が表示される。      ②「対話型サービスの検出」ダイアログの「⇒メッセージの表示」文字列をクリックする。 → 下記の画面に切り替わる。 ③上記画面で、マウス、キーボードでの操作ができない。   (しばらく時間が経つと、自動的に元の画面に戻る)  ※Windows 7/8.1 などは、以下のようにここでコマンドプロンプトを使い、プログラムと対話できます。(Windows 10/Windows Server 2016 では、それができません。) [詳細] この事象は、Windows 10 および Windows Server 2016 における想定された動作です。 理由としては、サービスが直接デスクトップと対話することがセキュリティ上推奨していないものであり、それに伴って OS にデザイン変更が加えられたためです。 また、具体的なスケジュールは決定しておりませんが、将来的には Interactive Services Detection サービスそのものが OS 上から削除される予定です。 – 補足 Interactive Services Detection サービスとは、ユーザー/デスクトップ  (セッション 1 以降) がシステム… Read more

Windows 10 RS4 へのリモート デスクトップ接続時に、UWP アプリへの入力時のみキーボード配列が異なる事象について

みなさん、こんにちは。 Windows プラットフォーム サポートの今入です。 今回は、現在確認できている既知の問題について紹介いたします。 更新履歴 2018/6/8 本記事を公開いたしました。原因を調査中です。 2018/6/8 回避策を追記しました。 2018/6/21 事象の説明 及び 原因を追記しました。 事象 日本語環境の Windows 10 RS4 (1803) へのリモート デスクトップ接続を行った際、UWP (ユニバーサル Windows プラットフォーム) アプリへの入力時に、キーボード配列が英字配列 (または 意図しない配列) になる事象が確認できております。また、IME がオフの状態の時のみ発生致します。 例えば、[Shift] + [2] キーを押した場合、Win32 アプリケーション (メモ帳など) では ” (ダブルクォーテーション) が入力されますが、UWP アプリでは @ (アットマーク) が入力されます。(下図参照) この事象は、UWP アプリに対して影響がございます。 例えば スタート メニューの検索 (Cortana) や Microsoft Edge, その他 独自に開発された… Read more

ZIP 内の EXE ファイルをダブルクリックすると、”展開先ファイルを作成できませんでした。” と言うエラーが表示されます。

みなさんこんにちは。 Windows プラットフォーム サポートの丸山です。 2018 年 3 月以降のセキュリティ更新プログラムを適用した Windows 環境で、ZIP ファイルをエクスプローラーで開き、exe をクリックするとエラーが表示されるようになったという問題が報告されております。 本事象は、現在弊社にて調査中の事象ではございますが、回避策が確認されておりますので、ご紹介させていただきます。類似の事象が発生しました場合には、ご参考ください。 ■ 発生する事象の概要 ZIP 内の EXE ファイルをダブルクリックすると、”展開先ファイルを作成できませんでした。” と言うエラーが表示されます。 ■ 事象が発生する OS のバージョンについて 本事象は、2018 年 3 月以降のセキュリティ更新プログラムが適用された、以下の環境にて発生することが確認されております。 Windows 7 Windows 8.1 Windows 10 (すべてのバージョン) Windows Server 2008 Windows Server 2008 R2 Windows Server 2012 Windows Server 2012 R2 Windows Server 2016 ■ 事象が発生する条件について 以下の… Read more

フェールオーバー クラスター マネージャーから既存の役割に汎用スクリプト リソースを追加する際の注意事項について

こんにちは。 Windows プラットフォーム サポートの八重樫です。 今回は、フェールオーバー クラスター マネージャーから既存の役割に汎用スクリプト リソースを追加する際の注意事項についてご案内します。 [注意事項] フェールオーバー クラスター マネージャーを使用して既存の役割にリソースの追加を行うことができますが、 汎用スクリプト リソースを追加したタイミングで、当該役割が意図せず別クラスター ノードに移動する場合がございます。 // 既存の役割 (Test) に汎用スクリプトリソースを追加します。(所有者ノードは WS2016Node2) // 汎用スクリプトリソース追加直後に他クラスター ノードに移動します。(所有者ノードは WS2016Node2 から WS2016Node3 に移動) [対象環境] Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2016 のクラスター環境 [原因] フェールオーバー クラスター マネージャーから汎用スクリプト リソースを追加した際に、フェールオーバー クラスター マネージャー (mmc.exe) より 当該役割に対して MoveGroup の API を発行するために発生いたします。 [回避方法] 汎用スクリプト リソースを追加する際に役割の移動を回避させたい場合は、フェールオーバー クラスター… Read more

Windows Server 2016 の Hyper-V 上の Windows Server 2008 SP2 のゲスト OS の統合サービスについて

こんにちは。Windows & Device グループの江田です。 今回は、Windows Server 2016 の Hyper-V 上で Windows Server 2008 SP2 を動作させている環境についてお話しさせていただきます。 まず、Windows Server 2008 SP2 については、既にサポートが終了されていると思われている方がいます。 Windows VISTA については、2017/04/11 に既にサポート終了しておりますが、Windows Server 2008 SP2 については、延長サポートとはなりますが、2020/01/14 まで提供予定となっております。 [サポート状況についてはこちらから] 製品のライフサイクルの検索 https://support.microsoft.com/ja-jp/lifecycle/search/1163 [延長サポートについてはこちらから] マイクロソフト ライフサイクル ポリシーに関するよくある質問 https://support.microsoft.com/ja-jp/help/17140/lifecycle-faq-general-policy-questions あくまで延長サポートフェーズとなっておりますので、サポート提供を受けれるお客様が限定されることや様々な制約がございます。また、あと 2 年弱 (2018 年 5 月現在) でサポートも完全に終了しますので早めに移行することを強く推奨いたします。 基本的にご使用は、お客様の自己責任で、、、とまではいきませんが、32bit 版のアプリケーションの影響等はあるかと思いますが、早めの移行をお願いいたします。 さて、本題に入らせていただきます。 Windows Server 2016 の Hyper-V の VM… Read more

2018年3月以降の月例更新プログラムの適用後、Windows 7 の 32 ビット (x86) 端末で再起動を繰り返す場合の対応

こんにちは。 Windows Platform 担当です。 2018 年 3 月またはそれ以降の月例更新プログラム(セキュリティのみまたは月例ロールアップ)を適用後、一部のお客様より Windows 7 の 32 ビット (x86)  端末で再起動を繰り返す事象についてお問い合わせをいただいております。 本記事では、事象の対応策についてご案内します。   事象: 2018 年 3 月またはそれ以降の月例更新プログラム(セキュリティのみ または月例ロールアップ)を適用後、Windows 7 の 32 ビット (x86) 端末が起動しなくなるか、繰り返し再起動が実行されます。 再起動が発生するシナリオはユーザーの環境に依存しますが、以下のようなタイミングで発生することが報告されています。 – 起動中 – ログオン直後 – ネットワークケーブルが接続されたとき – 特定のアプリケーションの起動時   弊社では、KB4088878 (2018 年 3 月の月例更新プログラム) の既知の問題として以下の情報を公開しています。 2018 年 3 月 14 日 – KB4088878 (セキュリティのみの更新プログラム) このセキュリティ更新プログラムを適用した後、32… Read more

Windows 10 機能更新適用時に初期化される設定について

みなさま、こんにちは。 日本マイクロソフトの Setup / Deployment サポート チームです。 今回 Windows 10 の機能更新プログラムの適用に伴う事象について、ご紹介いたします。 機能更新プログラムを適用前には、ご一読をいただけますと幸いです。 ご存知の通り、Windows 10 では約半年に一度 Feature Update と呼ばれる機能更新プログラムがリリースされます。 この機能更新プログラムの適用は (修正パッチの適用と異なり) OS のアップグレード処理に相当するものとなります。 アップグレード処理の際、可能な限り、ご利用のアプリケーションを引き継ぐような動作となりますが、ご利用の製品 ご利用環境によっては、一部の OS もしくはアプリケーションの設定が引き継がれないケースがあります。 機能更新プログラムを適用した際、引き継がれない設定があったり、設定が初期化されてしまうケースがある場合には、 機能更新プログラムを適用後、再設定いただくか、場合によっては、該当製品を再インストールをしていただく必要が あります。適用をご計画いただいている場合は、十分にご検証ください。 setup.exe コマンドで機能更新プログラムの適用を行う場合、/postoobe オプションをつけて、バッチファイル (setupcomplete.cmd) を指定することで、機能更新プログラム適用の最後に setupcomplete.cmd を自動的に実行させることができます。該当の値の再設定や 製品のインストールがコマンドラインで実施できる場合は、こちらのオプションをご利用ください。 例) setup.exe /auto upgrade /postoobe c:\Fabrikam\setupcomplete.cmd これまでお寄せいただきましたお問い合わせ事例のうち、再設定が必要になったケースについて、一部ご紹介させていただきます。 事例1) 一部の端末において、Windows もしくは Office 製品のライセンス認証が外れる。 この場合、機能更新プログラムを適用後、ライセンスの再認証を行っていただく必要があります。 事例2) 一部の端末において C 以外のドライブにインストールした SQL… Read more