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Microsoft Japan Windows Technology Support

Start-Transcript コマンドレットでデバッグ ログが出力されない

皆さん、こんにちは。 Windows プラットフォーム サポート チームです。 本日は、Start-Transcript コマンドレットで報告されている問題をご紹介いたします。 Start-Transcript コマンドレットは、コンソールに表示される内容をテキスト ファイルに出力する機能で、 スクリプトの実行結果などを管理する場合に便利なコマンドレットです。 特に、スクリプトの作成時においては、Set-PSDebug コマンドレットと Start-Transcript コマンドレットを組み合わせる事で、変数の代入、関数の呼び出し、スクリプトの呼び出しなどが確認でき、とても便利です。 しかし、PowerShell バージョン 5.0、5.1 では、デバッグ ログ(Debug)、および詳細ログ (Verbose) がテキスト ファイルに出力されないという問題が報告されています。 また、PowerShell 4.0 の場合でも KB3014136 の更新プログラム、または KB3000850 以降のロールアップを適用するとでこの問題が発生します。 Transcription swallowing debug and verbose messages https://github.com/PowerShell/PowerShell/issues/3567 実際の動作は以下のようになります。 下記スクリプトを実行した場合、コンソール上にはデバッグ ログが出力されますが、 Start-Transcript コマンドレットで出力したファイルには出力さません。 <スクリプト> ———————————- Start-Transcript C:\work\log.txt Set-PSDebug -Trace 2 Stop-Transcript ———————————- <コンソールの表示> ———————————- トランスクリプトが開始されました。 出力ファイル:C:\start-transcript.log… Read more

グループ ポリシーの基本設定による電源オプションの配布について

みなさんこんにちは。 Windows プラットフォーム サポートの丸山です。 本日は、グループ ポリシー基本設定の電源オプションを設定し、クライアント端末に配布した場合にクライアント端末への適用時には効果が反映されず、次回コンピューターの起動時に効果が反映される動作であることについてご紹介いたします。 ■ どんな事象なのか Windows では、グループ ポリシーの基本設定機能を利用して、電源オプションの内容をドメイン上の端末に配布することができます。 図:グループ ポリシーの基本設定にある “電源オプション” 画面 グループ ポリシーを設定後にクライアント端末にてグループ ポリシーの適用が行われると、電源オプションの内容が変更され、電源オプションの GUI や powercfg コマンドの結果から、クライアント端末に対して電源オプションの設定内容が正しく反映されているように見えます。 図:”次の時間が経過後ディスプレイの電源を切る” ポリシー設定の例 図:ポリシーの内容がクライアント端末に反映されている例 (Windows 10 Version 1703) しかしながら、実際には直前の電源設定が適用されたままとなっており、次回コンピューター再起動時まで設定が反映されません。 ■ 対処策について 本事象に遭遇した場合には、お手数ですが、コンピューターの再起動をお願いいたします。 ドメインの管理者様がグループ ポリシーの基本設定を利用して電源オプションの配布を実施いただく場合、電源オプションの GUI 画面や powercfg コマンドの結果からはグループ ポリシーの内容の通りに電源オプションが設定されているように見えますが、実際には次回コンピューターの起動時に設定が反映される動作となります。 設定内容が有効になるタイミングにご注意ください。 なお、グループ ポリシーの基本設定による電源オプションの設定は、適用後もユーザーの操作により電源オプションの設定を変更することが可能ですので、設定を強制することはできません。 同様の事象に遭遇したお客様がいらっしゃいました場合には、本ブログ記事の情報がお役に立てますと幸いです。 — 丸山 健一 (マルヤマ ケンイチ) Windows プラットフォーム サポート 日本マイクロソフト株式会社… Read more

自動マウントを無効に設定したシステムにて Windows Server バックアップが失敗する場合の対応について

いつも弊社製品をご利用いただきまして誠にありがとうございます。 Windows プラットフォーム サポートの石田です。 今回は、自動マウントを無効の状態に設定している環境にて Windows Server バックアップが失敗してしまう事象の対応についてご案内させていただきます。 Windows Server 2008 R2 以降の Windows Server バックアップをご利用の環境にて自動マウントを無効の状態に設定している場合、バックアップが失敗する場合がございます。 現時点では自動マウントが無効に設定されている状態で Windows Server バックアップを実行することは想定されておりませんので、自動マウントが無効の状態でバックアップが失敗する場合の対応策としましては、自動マウントを有効に戻していただいてからバックアップを実行していただく必要がございます。 以下、詳細となります。 [現象] 自動マウントを無効に設定したシステムにて Windows Server バックアップにてバックアップを実行すると、以下のようなエラーで失敗する。   [対応策] 管理者権限でコマンド プロンプトを起動します。 自動マウントを有効にする場合は、以下のコマンドを実行します。 >mountvol /E 自動マウントを有効に設定していただきバックアップが成功するかご確認ください。 なお、バックアップが成功した場合に、再度、自動マウントを無効にする場合は、 以下のコマンドを実行します。 >mountvol /N また、自動マウントの設定を確認する場合は、diskpart コマンドで確認します。 管理者権限でコマンド プロンプトを起動します。 diskpart を実行し、diskpart プロンプトに移ります。 automount コマンドを実行します。 DISKPART> automount exit コマンドにて diskpart を終了します。 DISKPART> exit… Read more

Windows 10 Creators Update におけるUWP「共有」機能の動作について

こんにちは。Windows Platform サポート チームです。Windows 10 を Creators Update (Version 1703) にアップデート後に、 UWP の共有機能が動作しないという事象が報告されております。具体的にはアプリケーション左上にハンバーガー メニューと 「共有」が選択可能な場合に、「共有」を選択した際に前述の事象が発生します。以下に 事象を確認したUWP アプリケーションの画像を例にご説明いたします。 下記の画像は UWP 左上に存在するハンバーガー メニュー を開いた状態です。「共有」と「設定」が選択可能です。 Windows 10 Anniversary Update 以前は上記アプリケーションはメニューより「共有」を選択した場合に UWP のスクリーン ショットを他のアプリケーションと共有可能でした。Anniversary Update では以下の画像の通り、デスクトップ右側のチャームが開き、スクリーン ショットを共有することができます。 同じ動作を Creators Update で行った場合、以下の画像の通り、「共有 後でもう一度お試しください 現在共有できるものはありません。」と表示されます。 上記の事象は一部の UWP でサポートされていました UWP のスクリーン ショットの共有機能が Creators Update よりサポートされなくなったため発生しています。本動作は Creators Update の想定された動作になり、Anniversary Update 以前と同様の動作にする設定方法は用意されておりません。 Creators Update… Read more