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ファイル サーバー リソース マネージャー (FSRM) のクォータのレポート生成を設定する際の注意点について

こんにちは、Windows Platform サポートの眞尾です。

ファイル サーバー リソース マネージャー (FSRM) を使用した環境では、クォータで設定した通知しきい値を超過した場合にレポートを生成することが可能ですが注意点がございます。
今回は、このクォータの通知しきい値を超過した場合のレポート生成設定の注意点についてご案内いたします。

FSRM のクォータ設定では、クォータ上限の 85% などの通知のしきい値を超過した場合、クォータ設定されたフォルダーのレポートを生成することが可能です。
生成するレポートとして、以下の 9 種類のレポートを設定時に選択可能です。

  • クォータの使用率
  • ファイル グループごとのファイル
  • ファイル スクリーン処理の監査
  • プロパティごとのファイル
  • 最近アクセスされていないファイル
  • 最近アクセスしたファイル
  • 重複しているファイル
  • 所有者ごとのファイル
  • 大きいサイズのファイル

しかし、[プロパティごとのファイル] のレポートはクォータの通知のしきい値を超過した際に生成することができません。
生成するレポートは複数選択可能ですが、[プロパティごとのファイル] を選択した場合、他のレポートの生成も阻害し、選択した全てのレポートが生成されません。
この際以下のエラーが Application イベントログに記録されます。

エラー, SRMREPORTS,602,なし,”タスク名でレポート ジョブの生成中にエラーが発生しました。
エラー,SRMSVC,8233,なし,ファイル サーバー リソース マネージャーは、すべてのレポートおよび分類のコンシューマーを登録できませんでした。

 

そのため、”通知のしきい値を超過した際に生成するレポートには、[プロパティごとのファイル] を選択しないようご注意ください。
(設定時に下図の [プロパティごとのファイル] を選択しないようにご注意ください。)

20170302-2-mod

 

なお、[プロパティごとのファイル] のレポートは、[記憶域レポートの管理] から設定するスケジュールされたレポート、または [レポートを今すぐ生成する] で生成可能です。

[プロパティごとのファイル] については、クォータの 通知のしきい値を超過した場合ではなく、定期的なスケジュール実行または手動でレポートを生成ください。

 

参考情報
====================
▼クォータの通知のしきい値からレポートを生成する設定方法は、以下をご参照ください。
クォータ
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc730788(v=ws.11).aspx#BKMK_Quotas

クォータのプロパティ
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc753326(v=ws.11).aspx

しきい値のプロパティ
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc732248(v=ws.11).aspx
([レポート] タブを参照)

▼定期的なスケジュール実行からレポートを生成する設定方法は、以下をご参照ください。
レポートのセットをスケジュールする
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc730927(v=ws.11).aspx

▼プロパティごとのファイルのレポートの生成については、以下をご参照ください。
Classifying files based on location and content using the File Classification Infrastructure (FCI) in Windows Server 2008 R2
https://blogs.technet.microsoft.com/filecab/2009/05/11/classifying-files-based-on-location-and-content-using-the-file-classification-infrastructure-fci-in-windows-server-2008-r2/