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Microsoft Japan Windows Technology Support

Hyper-V ホスト OS からの仮想マシン バックアップ失敗後、失敗の原因を取り除いた場合でもバックアップに再度失敗する

こんにちは、Windows プラットフォーム サポートの鎌滝です。 今回は Hyper-V 環境のホスト OS からの VSS を利用した仮想マシン バックアップ失敗のお話です。 バックアップが仮想マシン内部の VSS Writer の影響で失敗した後、失敗の原因を取り除いたにもかかわらず再度バックアップが失敗する事象についてご紹介いたします。 バックアップ失敗直後の再バックアップが 1 回のみ失敗する事象のため、通常運用で実施している手順でのバックアップが何らかの原因で失敗してしまった後、失敗した原因の対処をしたはずなのに直後のバックアップがまた失敗してしまったとき、もう一度バックアップをリトライすると成功する可能性があります。 このブログを読んでいただいているという状況から、既に対処後のバックアップに失敗した後の可能性も高いと思いますので、次回以降のご参考としていただければ幸いです。 以下に詳細をお伝えいたします。 1. 現象 データベース製品などが稼働している仮想マシン環境では、バックアップ時にバックアップ データの整合性を保つために、VSS Writer を利用してスナップショットが作成されます。 ホスト OS から仮想マシンをバックアップした場合、ホスト OS の Hyper-V VSS Writer から仮想マシン内部の VSS にスナップショットの作成要求が送られ、仮想マシン内部の VSS Writer を利用したスナップショットが作成されます。 何らかの原因により、仮想マシン内部の VSS Writer を利用したスナップショットの取得に失敗し、ホスト OS からの仮想マシン バックアップが異常終了した場合、異常終了後にスナップショットの取得に失敗した原因を取り除いても、次のバックアップに失敗いたします。 ホスト OS のアプリケーションのイベント ログに、以下のログが記録されます。 このログは、初回の仮想マシン内部の VSS Writer の影響で失敗したとき、失敗の原因を取り除いた後のバックアップが失敗したときの両方に記録されます。… Read more

Windows (Storage) Server 2016 でのデータ重複除去に追加された「仮想化バックアップ サーバー」 を選択すると重複除去を実施する経過日数が 3 日と選択される。

こんにちは、Windows Platform サポートです。 Windows (Storage) Server 2016のデータ重複除去機能における、最小経過日数の既定値についてご説明します。   [最小経過日数について] データ重複除去を有効化する際、何日経過したファイルをデータ重複除去の最適化対象にするかを指定する、最小経過日数の値を入力します。このとき、使用法の種類ごとに、最小経過日数の既定値として想定されている値は、下記のとおりです。   使用法の種類 最小経過日数の既定値 (想定) 汎用ファイルサーバー 3 仮想デスクトップ インフラストラクチャ (VDI) サーバー 3 仮想化バックアップサーバー(*) 0 (*) Windows (Storage) Server 2016で追加されました 上記表のとおり、「仮想化バックアップサーバー」の場合、最小経過日数の既定値は0日となることが想定されています。0日となっている理由は、バックアップデータが格納されたVHDXファイルは、作成後には頻繁に書き換えられることがないため、即座にデータ重複除去を実施しても問題ないためです。   [現象の内容] 掲題の現象について説明します。 Windows (Storage) Server 2016 のサーバーマネージャーにて、ボリュームに対して初めてデータ重複除去の有効化の操作を実施する際、「仮想化バックアップ サーバー」を選択すると、既定値として最小経過日数 = 3日と表示されます。これは前項の想定とは異なる値です。 [現象の原因] 本事象は、サーバーマネージャーにて、初めてデータ重複除去を有効化する際に「仮想化バックアップ サーバー」モードを選択すると、既定では最小経過日数 = 0 日 となることが想定されているところ、それ以外の選択モードである「汎用ファイル サーバー」や「仮想デスクトップ インフラストラクチャ (VDI) サーバー」と同じく、最小経過日数 = 3 日となっているという、サーバーマネージャーの不具合です。   [現象の対処策] 回避策といたしましては、使用法の種類を… Read more

Hyper-V レプリカ機能のフェールオーバーとレプリケーションの反転 (計画フェールオーバー編)

こんにちは、Windows プラットフォーム サポートの鎌滝です。 今回は、前回に引き続き、Hyper-V レプリカ機能のフェールオーバーとレプリケーションの反転についてご紹介いたします。 Hyper-V レプリカのフェールオーバーには、“計画フェールオーバー” と計画外の”フェールオーバー” の 2 種類があります。 本ブログでは、”計画フェールオーバー” とその反転の具体的な処理内容についてご紹介いたします。 なお、Hyper-V レプリカの概要と計画外の “フェールオーバー” については、前回の記事 Hyper-V レプリカ機能のフェールオーバーとレプリケーションの反転 (計画外フェールオーバー編) をご参照ください。 計画フェールオーバーの処理内容 計画フェールオーバーは、データ センターの計画停電など、計画的に実施されるフェールオーバーのため、プライマリ サーバーとレプリカ サーバーの両方が稼働している状態で実行されます。 そのため、プライマリ サーバーおよびレプリカ サーバーの両方で作業が必要となります。 具体的な作業手順については、以下に公開情報がございますので、ご参照ください。 手順 4:計画フェールオーバーを実行する 計画フェールオーバーおよびその反転を GUI から行う場合は、プライマリ サーバーとレプリカ サーバーの両方が稼働状態であることが前提であるため、PowerShell コマンドレットで両サーバーから実行する一つ一つの手順を、プライマリ サーバー側から一度に行うことができます。 先述の公開情報を参考にした PowerShell コマンドレットでの計画フェールオーバーおよびレプリケーションの反転の操作は、以下の通りです。 (1) 仮想マシンのシャットダウン (プライマリ サーバー) Stop-VM $VMName -ComputerName $Primary (2) 計画フェールオーバーの準備 (プライマリ サーバー) Start-VMFailover… Read more

Hyper-V レプリカ機能のフェールオーバーとレプリケーションの反転 (計画外フェールオーバー編)

こんにちは、Windows プラットフォーム サポートの鎌滝です。 今回は、Hyper-V レプリカ機能のフェールオーバーとレプリケーションの反転についてご紹介いたします。 最近、お問い合わせをいただく中で、フェールオーバーは実施されたものの、レプリケーションの反転が行われていない状況を 多数お伺いすることが多いため、本ブログでは、”フェールオーバー” だけでなく、”レプリケーションの反転” についても、 あわせてご紹介させていただきます。 Hyper-V レプリカは、Windows Server 2012 以降の Hyper-V 環境で利用可能となった仮想マシンのレプリケーション ソリューションです。 定期的に仮想マシンのデータのコピーを別の Hyper-V ホストに送信し、業務提供中の Hyper-V ホスト ( プライマリ サーバー ) が災害などで利用できなくなった場合でも、レプリカ サーバーで複製されたデータを利用して仮想マシンを起動し、業務を継続することができます。 このように、Hyper-V レプリカ機能のフェールオーバーは、主に災害対策などの目的で利用される機能のため、 ホスト OS の障害時に自動でフェールオーバーを実行する機能ではありません。 Hyper-V レプリカ機能のフェールオーバーの実行は、人が判断する必要があります。   Hyper-V レプリカのフェールオーバーには “計画フェールオーバー” と計画外の”フェールオーバー” の 2 種類があります。   計画フェールオーバー データセンターの計画停電や物理サーバーのメンテナンスなど、計画されたサーバーの停止時に行われるフェールオーバーで、プライマリ サーバーとレプリカ サーバーのどちらも利用可能な状態で行います。 プライマリ サーバーの最新の状態をレプリカ サーバーに送り、データの損失なくフェールオーバーを行うことが可能です。 計画外フェールオーバー プライマリ サーバーがダウン状態の際に行われるフェールオーバーで、レプリカ… Read more

Windowsストアアプリのサイドローディング&アンインストール方法

Windows Platform サポートのかとうです。 Windows 8 から「Windows ストア アプリ」という新しいタイプのアプリケーションが登場しました。 Windows ストア アプリは、Windows ストアから、好きなアプリを選んでインストールすることができますが、Windows ストアを介さずとも、直接コンピュータにインストールすることができます。 この方法を、Windows ストア アプリのサイドローディングといいます。 開発した Windows ストア アプリや、あらかじめ Windows Store for Buisiness から入手した Windows ストア アプリのパッケージをインストールするときに、ご利用いただけます。 Windows ストア アプリのインストール方法 お手元に、Windows ストア アプリのインストールパッケージをご用意ください。 .appxbundle もしくは、.appx の拡張子のファイルです。 Sway アプリのインストールパッケージの例です。 インストールの前に、インストールするコンピュータの設定を変更します。 Windows 10 の場合、設定 – 更新とセキュリティ – 開発者向け を開いて、「サイドロードアプリ」を選択してください。   設定が終わったら、インストールをおこないます。 Windows PowerShell のコマンドひとつでインストールできます! 2 通りの方法があります。… Read more

Windows Server 2016 で、PCIe のデバイスが再起動後に認識されなくなる

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの秋葉です。 Windows Server 2016 環境で、システムの再起動時に PCIe の Virtual Channel 関連の ポート レジスタの情報を保存/リストアする動作に不具合があり、リストアが正しく行われない という問題が報告されています。この問題によって、システムの再起動を行うと、 PCIe 配下のデバイスが認識されなくなる場合があります。 (なお、この問題はシャットダウンからの起動時には発生しません。) 本問題は以下の更新プログラムにて修正済みです。 システムの再起動後、デバイスの認識が行えない場合には以下の修正の適用をご検討ください。 x64 ベース システム用 Windows Server 2016 の累積的な更新プログラム (KB3213986) https://www.catalog.update.microsoft.com/Search.aspx?q=3213986… Read more

RD セッション ホスト サーバーのログオン画面で最後にログオンしたユーザー名が表示されない動作について

皆さん、こんにちは。 今回は、RD セッション ホスト サーバーへログオンする際のログオン画面についてご紹介いたします。 Windows Server に RD セッション ホストの役割がインストールされていないサーバーと、RD セッション ホストの役割がインストールされているサーバーと比較すると、ユーザーがログオンする際のログオン画面の動きが変わります。 <RD セッション ホストの役割がインストールされていないサーバーのログオン画面> RD セッションホストがインストールされていない場合、サーバーへのログオン時は、最後にログオンしたユーザー名が表示されます。   <RD セッション ホストの役割がインストールされているサーバーのログオン画面> 一方、RD セッション ホストの役割がインストールされたサーバーへのログオン時は、ユーザー名を入力する必要がございます。 RD セッション ホスト サーバーは不特定多数のユーザーがログオンして、利用することが可能でございます。 そのため、ユーザーは他のユーザー名の情報を知らないことが、想定されます。 そのような状況で、前回ログオンしたユーザー名が残っている場合、そのユーザー名でのログオンを試みることが可能でございます。 例えば、”アカウントロック” のポリシー適用時には、そのユーザー アカウントを使用不可にすることが想定されます。 このような事態を避けるためにも、ログオン ユーザー名が残らないように変更され、RD セッション ホスト サーバー環境にて、最後にログオンしたユーザーが表示されない動作は想定された動作でございます。… Read more

データ コレクター セットの停止に時間がかかる事象について

皆さんこんにちは。 Windows プラットフォーム サポートの丸山です。 本日は、パフォーマンス モニターのデータ コレクター セットの停止に時間がかかる事象について、ご紹介させていただきます。 ■ データ コレクター セットの停止にかかる時間について 弊社では、データ コレクター セットの停止を実行すると、数分から数十分かかる。といったお問い合わせや、データ コレクター セットを停止してから開始しようとすると失敗するときがある。といったお問い合わせをいただくことがあります。 このような場合、データ マネージャーの設定にて、“データ管理とレポート生成を有効にする” のチェックが有効になっているために、データ コレクター セットの停止処理に時間がかかっている可能性があります。 図:“データ管理とレポート生成を有効にする” のチェックの場所 データ マネージャーによる処理にはどれぐらい時間がかかるのか、実際に試してみましょう。 以下の例は、Azure 上に A1 Basic サイズの VM を作成し、System Performance のテンプレートを元に 24 時間のログ採取を行ったものです。データ コレクター セットの停止に 25 分ほどかかっています。 図:”データ コレクター セット” の停止に 25 分かかる例 またこちらは同じ A1 Basic サイズの VM において “データ管理とレポート生成を有効にする” のチェックを外し、24 時間のログ採取を行ったものですが、データ… Read more

ActiveX が自動的に削除されてしまう

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの加藤です。 本日は、 Windows10 において ActiveX が自動的に削除されてしまう現象についてご紹介いたします。 Windows 10 において ActiveX が自動的に削除されてしまう現象は、SilentCleanup タスクが実行されることで発生します。 Windows 8.1 までは、ディスク全体の容量に対して空き容量が 10 % を下回った場合にのみ SilentCleanup タスクが実施されていましたが、 Windows 10 では、ユーザーの利便性を向上させる意図から、システムが idle 状態に移行した場合にも、SilentCleanup タスクが実行されます。 SilentCleanup タスクでクリーンアップ対象となるフォルダは、Downloaded Program Files とTemporary Internet Files です。 ActiveX は、クリーンアップ対象となるフォルダ Downloaded Program Files に、既定でダウンロードされるため、本現象が発生します。 そのため、ActiveX が自動的に削除されてしまう現象は、3 つの方法のいずれかを実施することで、回避することができます。 ActiveX のダウンロード先を変更する ActiveX のダウンロード先を SilentCleanup タスクのクリーンアップ対象から除外する SilentCleanup タスクを停止する 以下にて、それぞれの設定手順をご案内いたします。  … Read more

システム ファイルの監査と更新プログラムについて

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの宮崎です。 今回はシステム ファイルの監査を設定する際の注意事項についてお伝えします。 [監査の機能] 監査の機能はシステムの動作を追跡するのに有効です。特にオブジェクト アクセスの監査の機能ではファイルやフォルダーへのアクセスについて監査できます。 セキュリティ監査の概要 https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dn319078(v=ws.11).aspx オブジェクト アクセスの監査 https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/mt634187(v=vs.85).aspx ファイル、フォルダーの監査の機能は、以下の 2 つの設定によってご利用が可能となります。 監査ポリシーとしての設定 ファイル、フォルダーへの監査の設定 今回のご紹介は項目 2 番のファイル、フォルダーに監査を設定する際の注意事項でございます。 [監査の設定] 通常、デスクトップなどの監査が設定されていない領域にファイルやフォルダーを作成しても監査の設定はなされません。一方、OS を構成するシステム ファイルでは既定で監査の設定が付与されていることが確認できます。 ご利用いただく運用のシナリオによっては OS のシステム ファイルに対して監査の設定に追加、削除などの変更を行う場合がございます。この変更する操作自体は監査の機能のご利用用途としては、適切な内容でございます。 [更新プログラムの適用とその結果] しかし、更新プログラムの適用によって該当のファイルに対して更新が行われた場合、事前に変更を行った監査の設定が元に戻ることがございます。更新プログラムの適用においては、更新対象となるファイルの情報を引き継ぐように動作いたしません。監査設定を戻すこと自体については意図的に設計された動作ではございませんが、更新プログラムの適用におけるファイルの置き換えなどの処理のため、動作の仕組みより結果的に発生する動作でございます。 [対処方法] 運用上のご要件により監査の設定を厳密に計画の上お使いいただいているお客様におかれましては、システム ファイルへの設定変更を監査の適用例としてご案内させていただいてる次第ではございますが、更新プログラムの適用を契機に監査の設定は復元されますため、更新プログラムの適用後は再度監査の設定を実施いただきますようお願い申し上げます。… Read more