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Microsoft サポート情報採取ツール (MSDT) の実行を行う際に 0x800B010A が発生する場合の対処方法について

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの福田です。

今回は Windows Server 2008 R2 環境にて Microsoft サポート情報採取ツール (MSDT) の実行を行う際に 0x800B010A が発生する場合の対処方法についてご紹介いたします。

MSDT の詳細につきましては以下を参照ください。

マイクロソフト サポート診断パッケージについて

 

具体的な現象


Windows Server 2008 R2 環境にて Microsoft サポート情報採取ツール (MSDT) の実行を行う際に、以下の画像のようにエラー 0x800B010A が発生し、MSDT の実行に失敗します。

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原因


Windows Update が行われていない環境などでは Microsoft Certificate Authority 2011 の証明書が存在しないため、MSDT の実行に失敗してしまいます。

 

解決策


Microsoft Certificate Authority 2011 証明書を MSDT を実行するマシンにインストールします。
※ 再起動は不要です。

1. 以下より、証明書 (MicrosoftRootCertificateAuthority2011.cer) をダウンロードします。
http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=747875&clcid=0x409

2. 証明書 (MicrosoftRootCertificateAuthority2011.cer) を対象のマシンにコピーします。

3. 管理者にてログオンし、[スタート] -> [プログラムとファイルの検索] -> [certmgr.msc] を起動します。

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4. [信頼されたルート証明機関] を選択し、右クリックし、[すべてのタスク] -> [インポート] をクリックし “証明書のインポート ウィザード” を起動します。

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5. “証明書のインポート ウィザード” にてインポートするファイルにコピーした “MicrosoftRootCertificateAuthority2011.cer” を指定して [次へ] をクリックします。

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6. [証明書をすべての次のストアに配置する] にチェックがついていることを確認し [次へ] をクリックして進みます。

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7. “証明書のインポート ウィザードの完了” 画面にて以下の内容が表示されていることを確認して [完了] をクリックします。

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ユーザーが選択した証明書ストア: 信頼されたルート証明機関
内容: 証明書
ファイル名: MicrosoftRootCertificateAuthority2011.cer のパス名
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8. セキュリティ警告のポップアップが表示されましたら、Thumbprint (拇印) が以下の内容であることを確認して [はい] をクリックします。

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Thumbprint (拇印): 8f43288a d272f310 3b6fb142 8485ea30 14c0bcfe
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9. “正しくインポートされました。” というポップアップが表示されることを確認します。

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10. certmgr.msc の [信頼されたルート証明機関] の [証明書] に Microsoft Root Certificate Authority 2011 がインストールされていることを確認します。

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11. MSDT を実行し、ログが採取できることを確認します。

本ブログが少しでもお役に立てば幸いです。