Ask CORE

Microsoft Japan Windows Technology Support

タスク スケジューラーのイベント ログに ‘エラー値: 2147942402’ が出力されてタスクの起動に失敗する。

こんにちは。Windows サポートの高橋です。皆さんは Windows に標準でサポートされている “タスク スケジューラー” はご存じでしょうか。 下記のようなアプリケーションを一度はご覧いただいたことがあるかもしれません。 タスク スケジューラーでは、”タスク” という単位で特定のアプリケーションやスクリプト等を実行することが可能であり、特定の時間に指定したユーザーで起動する等の細かい設定が可能になります。 タスクの登録方法としては、上記画面のタスク スケジューラーから、GUI 操作により登録する方法に加え、PoweShell のコマンドレット および “schtasks.exe“ とよばれるプログラムによりコマンドで登録する方法があります。 Schtasks コマンドでは、タスクの作成や設定の変更、削除、および実行など様々な動作を指定できるオプションが用意されており、一度だけ実行したいタスクの場合 /Z オプションを付与して実行後にタスクを削除することも可能です 先日 Windows サポート チームに Windows Server 2012 R2 の環境において schtasks コマンドに /z オプションを付与して登録したタスクの起動が失敗して、エラーのイベントに ‘エラー値: 2147942402’ が出力されたとのお問合せがありましたため、同様の状況が発生した際のご参考情報としてご案内したいと思います。 簡単に言うと  /z オプションを付与して schtasks コマンドから作成したタスクの実行に失敗する状況になります。 事象発生の前提条件について: 以下のコマンドの実行例の通り、/Z オプションを付与した場合に上記の事象が発生する状況が確認されました。 schtasks コマンド実行例: > schtasks /Create /TN <タスク名> /TR <実行タスク>… Read more

Processor Queue Length や Disk Queue Length の見方

こんにちは。 Windows サポートの水上です。 最近、 Windows サポート チームに、次のようなお問合せがありました。 お問合せ例 1: Processor Queue Length パフォーマンス カウンターでのボトルネック判断基準を確認したい。 お問合せ例 2: パフォーマンス カウンターを監視していたところ、 Disk Queue Length の上昇がみられた。どのように判断すればよいか、確認したい。 今回は、このような疑問に “Queue Length” の意味合いにも触れながらお答えします。  … Read more

UWF 有効にしてから 6 ヶ月経過すると一部の通知アイコンが表示されない現象について

こんにちは、Windows Platform サポートチームです。 本稿では UWF (Unified Write Filter) とエクスプローラー (Explorer) の機能の動作の兼合いによって生じる現象についてご報告致します。 以下現象は Windows 8/Windows 8.1/Windows 10 で発生する可能性がございます。 – 現象 UWF を有効にしてから 6 ヶ月が経過すると、エクスプローラーの一部の通知アイコンが表示されないことがあります。 これは、エクスプローラーがアイコンをロードした最終日時と現在の日時を比較し、6 ヶ月以上差異がある場合、通知アイコンを無効なものとみなして表示しないために発生します。 UWF が有効な場合、アイコンをロードした日時が UWF によって破棄されるために更新されず、UWF を有効化してから 6 ヶ月経過すると本現象が発生します。 UWF には除外設定がありますが、アイコンの最終ロード日時はレジストリ ハイブ ファイル (C:\Users\<User Name>\NTUSER.DAT) に含まれ、このファイル (NTUSER.DAT) は UWF のシステム整合性の制限のために除外することはできません。 – 回避策 以下のレジストリを設定することで、既定の 6 ヶ月の閾値を変更することが可能です。 キー:HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\Local Settings\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\TrayNotify 名前 : Icon Cleanup Time… Read more

パスの途中にアクセス許可がないフォルダーが存在すると警告ダイアログが表示される

こんにちは。Windows サポートの神田です。 今回は、Windows 10、Windows Server 2016 で確認されている、フォルダー列挙の動作の問題について記載します。 Windows 10、Windows Server 2016 で、フォルダー列挙の動作に今までのオペレーティング システムと違いがあり、フォルダーを開いている間にデスクトップやフォルダの更新が行われ意図しないダイアログが表示される場合があります。表示されるダイアログは、以下のいずれかです。 ローカル フォルダーの場合 ネットワーク フォルダーの場合 これらのダイアログは、以下のアクセス許可設定を行っているフォルダーを開いた場合に表示されます。 フォルダーを階層で作成している。 パスを指定して開けば操作できるよう、下位の層のフォルダーには明示的にアクセス許可を設定している。 上位の階層のフォルダーにはアクセスできないよう、アクセス許可を付与していない。 例えば、以下の様なフォルダーのアクセス許可設定を行っている場合に、本事象は発生します。 最上位層と 4 層目に Administrators と Everyone のフル コントロールを設定する。 2、3 階層目から Everyone を削除して Administrators のみにアクセス許可を設定する。 一般ユーザーで 4 階層目にパス指定でアクセスする。 // アクセス許可設定の例 1 階層目: Administrators と Everyone  にNTFS アクセス権限あり 2 階層目: Everyone に NTFS アクセス権限なし 3… Read more

Windows Server 2016 Essentials の Anywhere Access セットアップ時に不明なエラーが発生する

こんにちは、日本マイクロソフトの Windows サポートチームです。 Windows Server 2016 Essentials の Anywhere Access のセットアップ時に、以下のエラーが発生し、完了できない場合の対処策についてご案内します。(Windows Server 2012 Essentials でも同様の症状である場合には本対処策が有効である可能性があります。) この現象は、当インストールウィザードの処理過程でインストールされる Go Daddy 社の証明書ファイルが、何らかの要因でご利用のサーバーにルート証明機関 (および中間証明書機関) の証明書として登録されていない場合に、発生することが報告されています。 このため、本現象が発生した場合には、以下の手順で証明書ファイルのインストールを実施してください。 Internet Explorer で https://www.godaddy.com にアクセスします。 ブラウザ上部のアドレスバーの右側のカギのマークをクリックし、”証明書の表示” をクリックします。 [証明のパス] タブに切り替え、証明書のパスの 2 段目の “Go Daddy Secure Certificate Authority – G2” を選択して、[証明書の表示] をクリックします。 [証明書のインストール] ボタンをクリックします。 証明書のインポート ウィザードが表示されますので、”ローカル コンピューター” を選択して [次へ] をクリックします。 “証明書の種類に基づいて…” が選択されている状態で、[次へ] をクリックして [完了] ボタンを押します。 上記操作を実行後、スタートボタンを右クリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。… Read more

Windows 10 Creators Update をインストール後にイベント ID:7000 が記録される

こんにちは、日本マイクロソフトの Windows サポートチームです。 Windows 10 Creators Update (1703) をインストール後に以下のようなイベント ID:7000 が様々なタイミングで記録される事象についてご紹介いたします。 事象: Windows 10 Creators Update インストール後に以下のようなイベントがシステム イベント ログに記録されます。 ID : 7000 ソース : Service Control Manager 種類 : エラー 説明 : CldFlt サービスを、次のエラーが原因で開始できませんでした: この要求はサポートされていません。 原因 : 本イベントは、CldFlt サービスに対してサポートされない要求が行われることにより発生します。Windows 10 Creators Update (1703) で本イベントが記録される場合は、弊社の既知の問題となります。 対処策: 本イベントが記録されないための対処策はございませんが、システムへの影響はないため無視して問題ありません。 この問題につきましては、マイクロソフトの問題として認識しており、現在、調査を進めています。… Read more

Windows 10 Creators Update をインストール後にイベント ID:37 が記録される

こんにちは、日本マイクロソフトの Windows サポートチームです。 今回は、Windows 10 Creators Update (1703) をインストール後に以下のようなイベント ID:37 が様々なタイミングで記録される事象についてご紹介いたします。 事象: Windows 10 Creators Update インストール後に以下のようなイベントがアプリケーション イベント ログに記録されます。 ID : 37 ソース : Microsoft-Windows-AppModel-Runtime 種類 : エラー 説明 : AppContainer SID を登録できなかったため、AppContainer プロファイルがエラー 0x800700B7 で失敗しました。 原因 : 特にアプリケーションの追加登録を行っていないにも関わらずエラーコード 0x800700B7 (ハンドルが重複している) 記録されることは、弊社の既知の問題により発生いたします。 対処策: アプリケーションの追加登録を行っていない場合、イベント メッセージは無視していただいて問題ありません。 万が一アプリケーションインストール後に本イベントが記録された場合は、アプリケーションの登録に失敗します。この場合は、本イベントに限らずインストール失敗や他のエラーが記録されますので、他のイベント合わせて問題を判断する必要があります。 この問題につきましては、マイクロソフトの問題として認識しており、現在、調査を進めています。… Read more

リモート デスクトップ接続で、Windows キーが押されたままになる事象

皆さん、こんにちは。 リモート デスクトップ接続で、特定のキー操作を行うと、接続元クライアントにて Windows キーが押されたままになる事象が確認されております。 この事象は以下のシナリオで発生します。 接続先コンピューターにリモート デスクトップ接続を行います。 リモート デスクトップ接続 (mstsc.exe) にフォーカスが当たっている状態で、以下のキー操作を行います。 L キーを押す → Win キーを押す → L キーを離す → Win キーを離す 接続元クライアントにフォーカスを戻すと、Windows キーが押されたままの状態になります。 例えば、R キーを押すと、[ファイル名を指定して実行] が、E キーを押すと [エクスプローラー] が起動します。 この問題は、上記操作が行われた際に、接続元クライアントに Win キーが離された (リリースされた) ことが正しく認識されないことによって発生します。 この状態になった場合は、接続元クライアントにて、一度 Win キーを入力することで、解消されます。 この事象は、弊社にて既知の問題であると把握しております。 また、mstsc.exe の設定 [ローカル リソース] タブ – [キーボード] (Windows のキーの組み合わせを割り当てます) にて、”このコンピューター” にしていただくと発生しません。 このシナリオは、リモート デスクトップ接続時のクライアントを画面ロックする際に発生しやすいものとなります。 画面ロック時は、Win キーと… Read more

リモート デスクトップ サービス構築に関するよくある問い合わせ

こんにちは。 本記事ではリモート デスクトップ サービス (以下 RDS) を構築するにあたり、 よくあるお問い合わせについてまとめています。 既に公開されている RDS の概要、構築手順などと併せて構築時の参考として頂ければ幸いです。 – リモート デスクトップ サービスの概要・構築情報   https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc725560(v=ws.11).aspx   https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/hh831447(v=ws.11).aspx   https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-server/remote/remote-desktop-services/welcome-to-rds   – 良くあるお問い合わせ 1. RDS 構築に必要なハードウェア (システム) 要件について 2. RDS の基本的な構築手順について 3. RDS をワークグループで構築する場合のサポートについて 4. RDS で使用されるポートについて 5. ライセンス サーバーを指定する際の注意点について 6. RDS CAL のインストールや管理について 7. RDS CAL の問い合わせについて 8. 多段 RDP のサポートについて 9. RDS… Read more

Windows Update からのプリンター ドライバーのインストールが失敗し続ける事象について

こんにちは、Windows Platform サポートのすずきです。 先日、ネットワーク共有プリンターの名称が意図せずモデル名となる事象について という記事を公開させていただきましたが、同様の原因により Windows Update で検出されたプリンター ドライバーのインストールが失敗し続けるという別な事象が発生することが確認されましたため、あらためてご紹介をいたします。 Windows Update からデバイス ドライバーが取得されインストールされる動作になじみの薄い方もいらっしゃるかもしれませんが、 プリンター ドライバーが Windows Update から提供されることにより、USB 接続のプリンターやネットワーク上に存在するプリンターを検出して自動的にセットアップできるほか、 手動でプリンター ドライバーをインストールいただいた際も、自動的に最新のドライバーをお使いいただけるというメリットがございます。 この場合、プリンター メーカー様より弊社へプリンター ドライバーをご提供いただき Windows Update に掲載しているため、お使いのプリンターのメーカー名やモデル名等がインストールに失敗した項目として表示されますが 本件に該当する場合はプリンター ドライバー自身の不具合等ではなく、Windows が本来不要で適用の必要がないドライバーを検出しているために失敗いたします。 具体的には、事象が発生した場合、Windows Update には下記のような表示がなされます。 ■ 事象の発生原因について ネットワーク共有プリンターの名称が意図せずモデル名となる事象について にてお伝えしております通り、セットアップ情報ファイルの中で “FeatureScore” と呼ばれるドライバーの優先順位を指定する属性が指定されているプリンター ドライバーをお使いの場合に発生することが確認されております。 セットアップ情報ファイルに記述された “FeatureScore” を Windows が正しく処理しないため、本来不要なプリンター ドライバーを Windows Update から取得しインストールする際に内部的にエラーが発生します。 このため、Windows Update の失敗として表示を行います。 本事象が発生していても、弊社から提供しておりますセキュリティ更新プログラム等は正常に適用され、またプリンター ドライバーも適用直前で失敗するため、印刷への影響はありません。 弊社では、引き続きこの問題について調査を継続し、新しい情報がありましたらお伝えいたします。… Read more