Windows 10 のリモートデスクトップで [接続時に次のプログラムを起動する] を使用する方法

Windows プラットフォーム サポート 三浦です。

本日は Windows 10 のリモート デスクトップ接続に関して紹介させて頂きます。

Windows 10 のリモートデスクトップ接続 (mstsc.exe) では、Windows 8.1 までに存在した [プログラム] – [接続時に次のプログラムを起動する] オプションがなくなっています。
今回は、Windows 10 を使用する環境でも同様の機能を実現するためのポリシーをご紹介します。

[Windows 7]
win7_mstsc_program

[Windows 10]
win10_mstsc_program

Windows 10 でも [接続時に次のプログラムを起動する] と同様の動作を実現するには、接続先 RD セッションホストにて以下のグループ ポリシーを設定する必要があります。

 コンピューターの構成
 - 管理用テンプレート
  - Windows コンポーネント
    - リモートデスクトップ サービス
      - リモート デスクトップ セッション ホスト
       - リモート セッション環境

 [接続時にプログラムを起動する] 

上記ポリシーを "有効" に設定し、プログラムパスとファイル名にアプリケーションを指定します。
なお、このポリシーは、接続先において RD セッションホストの役割がインストールされている場合のみ使用可能です。

- 参考文献 -
リモート デスクトップ接続の接続時に起動するプログラムを指定する
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc770821(v=ws.11).aspx