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Microsoft Japan Windows Technology Support

タスク スケジューラのトリガーに関するレジストリ肥大化について

こんにちは。Windows サポート チーム の沖です。

 

今回は、Windows Server 2008 において、タスクが重複して実行される事象について、回避策が更新されましたのでご紹介いたします。

 

Windows Server 2008 MS10-092 (KB 2305420) の適用後、タスク スケジューラでタスクの有効化、無効化を繰り返すと、トリガーに関するレジストリ値が肥大化し、タスクが重複して実行される事象が発生いたします。(詳細は後述の "発生事象" をご覧ください。)

 

これまで本事象については、修正プログラム (KB 2617046) にて、本問題についての修正を行った LDR 版を提供しており、事象が発生している環境にて個別での適用をご案内しておりました。

しかし、MS15-102 のセキュリティ更新プログラムにおいて、広範へ適用されます GDR 版にも修正が含まれることとなり、Windows Update でも本事象について修正を行えるようなりました。

(GDR 版、LDR 版については、後述の "参考情報" をご覧ください。)

 

タスクが重複して実行される環境がございましたら、後述いたします問題修正方法の実施をご検討くださいますようお願いいたします。

 

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発生事象

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MS10-092KB 2305420) が適用されているWindows Server 2008 環境のタスク スケジューラで、トリガーが設定されているタスクを繰り返し有効化、無効化するとトリガーに関するレジストリ値が肥大化してゆきます。

その影響で、タスクの実行時刻になると重複してタスクが実行される場合がございます。

 

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現在の問題修正方法

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1. 以下 MS15-102 のセキュリティ更新プログラムを適用します。

 

タイトル: マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-102 – 重要

                Windows タスク管理の脆弱性により、特権が昇格される

URL: https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/security/ms15-102.aspx

 

2. 重複して実行されるタスクについて、無効、有効を実施します。

 

本手順で、肥大化したトリガーに関するレジストリの値が正常な値へと戻り、重複実行される事象が解決いたします。

 

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ご参考情報として、従来、事象が発生している環境への個別適用をご案内していた修正プログラムをご紹介します。

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文書番号: 2617046

タイトル: Duplicate triggers are generated incorrectly in scheduled tasks in Windows Vista or in Windows Server 2008

URL: https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/2617046

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上述しました通り、現在は Windows Update にて上記のセキュリティ更新プログラム (MS15-102) を適用いただく方法でも、レジストリが肥大化する事象を回避可能です。そのため、Windows Update にて MS15-102 を適用いただいている環境におきましては、個別に KB 2617046 の適用は不要となります。

 

お手数をおかけし大変恐縮でございますが、セキュリティ更新プログラムのご適用およびタスクの無効化、有効化の実施についてご検討をお願いいたします。

 

参考情報

修正プログラムの LDR および GDR の考え方については、以下のサイトをご参照ください。

 

修正プログラムにまつわるお話

http://blogs.msdn.com/b/japan_platform_sdkwindows_sdk_support_team_blog/archive/2012/01/26/10260805.aspx