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Windows 8 または Windows Server 2012 へ .NET Framework 3.5 をインストールする際の注意事項について [補足]

Windows プラットフォーム サポートの奥原です。

 

.NET Framework 3.5 のインストールで Windows Update サイトへ接続ができない場合のインストール方法の補足情報をお伝えしたいと思います。

 

.NET Framework 3.5 をインストールする際には、以下のブログや公開情報にある通り、Windows Update サイトへ接続可能な環境が必要です。
 

  Windows 8 への .NET Framework 3.5 のインストール

  http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/vstudio/hh506443.aspx

  Windows 8 または Windows Server 2012 .NET Framework 3.5 をインストールする方法

  http://blogs.technet.com/b/askcorejp/archive/2012/12/11/windows-8-windows-server-2012-net-framework-3-5.aspx

 

 

今回のブログでは、.NET Framework 3.5 をインストールする際に使用するパッケージについて説明します。

 

.NET Framework 3.5 をインストールする際に使用するパッケージは、以下の 2 点があります。

 

              1. Windows Update サイトからダウンロードする。(機能追加時に自動で接続されます。)

              2. Windows インストール メディア内の "Sources\SxS" フォルダにあるパッケージを使用する。

 

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1. Windows Update サイトからダウンロードする。

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.NET Framework 3.5 のインストールでは、既定で Windows Update サイトに接続してパッケージのダウンロードを行います。

 

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2. Windows インストール メディア内の "Sources\SxS" フォルダにあるパッケージを使用する。

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"Sources\SxS" フォルダのパッケージを使用する方法については、GUI からのインストールでは、"代替えパス" コマンドでは、"/Source" オプションで、パスを指定します。

 

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注意点1

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"代替えパス" "/Source" オプションを用いて "Sources\SxS" フォルダを指定しただけでは、Windows Update サイトへのアクセスは発生します。

 

これは、.NET Framework 3.5 のインストール時に、代替えパス等でパッケージを指定した場合でも、Windows Update サイトにパッケージのチェックを行う動作が含まれるためです。

Windows Update サイトへ接続できない環境の場合、コマンドで、"/Source" オプションに加え/LimitAccess オプションを付与します。

/LimitAccess オプションを指定することで、Windows Update サイトへのチェックを行う動作が無くなり、"/Source" オプションで指定したパッケージを用いてインストールが実行されます。

つまり、Windows Update サイトへ接続できない環境の場合は、GUI からのインストールを行うことができず、コマンドでのインストールを実施する必要があります。

 

インストール時のコマンドについては、以下のサイトに DISM コマンドによるインストール方法が記載されていますので、ご参照頂ければと存じます。

 

Windows 8 への .NET Framework 3.5 のインストール

http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/vstudio/hh506443.aspx

 

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注意点2

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ご使用環境が多国語対応 (ランゲージ パックインストール) している場合、インストールしている言語すべての "Sources\SxS" ファイルが必要になります。

 

これは、インストールしている言語の.NET Framework 3.5 のモジュールをインストールする必要があるため、各言語のパッケージが必要となるためです。

各言語のパッケージが不足している場合、インストール処理のおおよそ 66% で、0x800F081F エラーが発生します。

 

参考情報

Windows 8 または 8.1 への .NET Framework 3.5 のインストール

http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/vstudio/hh506443.aspx

重要なメモ」より抜粋

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.NET Framework 3.5 をインストールする前に Windows の言語パックをインストールすると、.NET Framework 3.5 のインストールは失敗します。  Windows の言語パックをインストールする前に .NET Framework 3.5 をインストールしてください。

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対処方法

各言語ごとのインストールメディアから "Sources\SxS" フォルダ内のファイルを一つの "Sources\SxS" フォルダにまとめ、このフォルダを "/Source" オプションで指定します。

 

日本語とスペイン語のランゲージ パックをインストールしている場合。

 

日本語とスペイン語のインストールメディアから、"Sources\SxS" フォルダをそれぞれ、コピーします。

 

 [日本語版 sxs] + [スペイン語版 sxs]

 

各フォルダ内のファイルを一つの"Sources\SxS" フォルダにコピーしてマージします。

 

 [日本語版+スペイン語版 sxs]

 

このマージした SxS フォルダを "/Source" オプションで指定します。

 

 

他言語のインストール メディアを用意できない場合

 

日本語用のインストール メディアは用意できるが、その他の言語のインストール メディアは用意できないケースもあるかと思います。その場合は、いったん既定のシステム UI 言語以外のランケージ パックをアンインストールします。

.NET Framework 3.5 を追加してから再度、言語パックをインストールし直してください。

 

言語パックは [コントロール パネル] [地域と言語] から削除できる他、lpksetup コマンドでも削除することが可能です。

 

 

1) コマンド ラインでインストールされている言語パックを確認

 

  dism /online /get-intl

 

 

2) コマンド ラインで言語パックをアンインストール

 

  lpksetup.exe /u < Language-REGION >

 

 ) スペイン語 (es-es) を削除する場合

  lpksetup.exe /u es-es

 

 

Lpksetup のコマンド ライン オプション

http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc766010.aspx