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Microsoft Japan Windows Technology Support

SCVMM ゲスト OS の「CPU の種類」設定について

こんにちは。 Windows テクノロジー サポートの大羽です。   今回は SCVMM の設定について、一点補足説明をさせていただきます。   SCVMM 上でゲスト OS を作成する際のハードウェア プロファイルで、プロセッサ設定欄に以下のような「CPU の種類」という項目があります。     この「CPU の種類」の定義が分かりにくいため、お客様よりお問い合わせをいただくことがあります。   実際、ヘルプなどの説明では理解しづらいため、今回はそのあたりの説明をしたいと思います。   通常、ゲスト OS を作成するためのウイザード上で「CPU の種類」というキーワードが出てきますと、ゲスト OS の仮想プロセッサを想像するかと思います。   上のスナップショットにありますように「Pentium 4」「Xeon」という具体的な設定項目もあるため、一見ゲスト OS の仮想プロセッサを選択できるように見えます。   しかし、この設定箇所ではゲスト OS 自体にはなんら影響しません。   結論から申し上げますと、この「CPU の種類」ではゲスト OS を他のホストに移行する際の「ホスト評価」で利用される値という以外の意味を持ちません。   SCVMM では Hyper-V ホストなどの複数の仮想環境をホスト管理することが可能となっており、そのホスト間をシームレスにゲスト OS を移行できるというのが製品のセールス ポイントでもあります。   その移行の際に適切な移行先ホストを選択する手助けとなる “ホストの評価” という指標があります。  … Read more

Hyper-V 上の Windows Vista SP2 仮想マシンに 統合サービスをインストールする

こんにちは、Windows プラットフォーム サポートの住(スミ)です。     さて、Windows Server 2008 および Vista の SP2 が既にリリースされておりますが、まだされていない方は、ここからダウンロードできますので、ぜひインストールしてみてください。   SP2 での変更点や、改良された点などの紹介は、別の機会にゆずるとして、今回は、Hyper-V 環境の仮想マシンとして Windows Vista SP2 を導入する際の注意点と回避方法について紹介させていただきます。     仮想化環境として、Windows Server 2008 + Hyper-V RTM (KB950050) を導入した環境に、仮想マシンとして、Windows Vista SP2 を構築すると、Hyper-V マネージャから統合サービスをインストールした際に、エラーが発生してインストールに失敗する場合があります。 これは、仮想化環境にインストールされている統合サービスのインストール用イメージが Windows Vista SP2 に対応していない為に発生します。   この現象を回避するための正式な方法は、仮想化環境に Windows Server 2008 SP2 を適用することです。 その後、全ての仮想マシンに 統合サービスの再インストールを行う必要があります。 これは、ホストとゲスト間でのバージョンを一致させる為です。   しかし、仮想化環境の変更は全ての仮想マシンに影響を与える為、十分なテストが必要となり、仮想化環境である Windows Server 2008 に SP2… Read more

リソース不足について – 第 1 回

こんにちは。 Windows テクノロジー サポートの田辺です。   システムの管理を行っていると必ずと言って良い程直面するのが、システムのリソース不足だと思います。 システム リソースって?と聞かれるとまず思いつくのが、物理メモリになるかと思いますが、システムで使用しているリソースは、実は物理的に搭載しているメモリだけではありません。   そこで今回はシステム リソースの中からも、デバイスの開発者やサポート業務等に従事している方以外にはあまり知られていないような、ページ プールや 非ページ プールといったリソースをピックアップして紹介させていただきたいと思います。     ページ プールと非ページ プールについて   一言で言うと、ページ アウトしないプール領域とページ アウトする事が出来るプール領域という事になりますが、言葉だけだとさっぱり分かりませんね。 そこで漠然とですが説明しますと、、    – ページ プール   ページ プールとは、カーネル モードで動作するドライバによって確保される仮想メモリ空間で、OS コンポーネントやアプリケーションにより利用される。 ページ プールはページング ファイルへの書き出し (ページ アウト) を行うことが可能。 ページ アウトが可能なため、確保されているページ プールが全て物理メモリ上に存在しているわけでは無い。    – 非ページプール   ページ プールとは異なり、ページ アウトが行われない領域。   となります。   ページ プール、非ページ プールの用途は多岐に渡りますが、実際にプール領域を比較的多く使用するモジュールとしては、OS モジュールのほか、I/O… Read more

メモリダンプを解析する

Windows テクノロジー サポートの永野です。 ダンプの設定やサイズのお話をしましたので、今回は実際に解析しましょう。   まずは、以下のサイトからデバッガをダウンロードして、インストールしてください。 32bit版 http://www.microsoft.com/whdc/devtools/debugging/installx86.mspx 64bit版 http://www.microsoft.com/whdc/devtools/debugging/install64bit.mspx   インストールが完了したら、シンボルのありかを環境変数に登録します。 [システムのプロパティ] – [環境変数] を開きます。 ユーザでもシステムでも構わないので、[新規] をクリックします。 変数名に “_NT_SYMBOL_PATH”、変数値に “SRV*c:\websymbols*http://msdl.microsoft.com/download/symbols” を登録します。 C: ドライブに websymbols フォルダを作成してください。   これで環境が整いました。早速起動しましょう。 スタートメニューから Debugging Tools for Windows をたどって、WinDbg を選択してください。 起動したら [File] – [Open Crash Dump] から解析対象のダンプを選択します。 ちょっと時間がかかりますが、こんな画面が出ます。 ここで、     !analyze -v と入力してください。 デバッガによる自動解析が始まります。 今回解析したダンプは、こんな感じでした。   1: kd> !analyze -v********************************************************************************                                                                            … Read more

Hyper-V ネットワークについて理解を深める

こんにちは、Windows テクノロジー サポートの酒井です。私たちサポート部門からの新しい試み、マイクロソフトの、サポート エンジニアによる、エンジニアのための Web Cast。 5 minutes シリーズ トラブルシューティング編 の第二回目 Hyper-V ネットワークについて理解を深める を公開いたしました。 これまで多くの Hyper-V ネットワークに関するお問い合わせをいただく中で、その大部分が ローカルエリア接続のネットワークアダプタ が増加する理由 と、それらの ネットワークアダプタの目的や意味 を正しくご理解いただけていないことから生じている問題だと感じていました。 トラブルシューティングの形をとりながらも、これらの わかり難かった点を紐解いていく Web Cast にしようと心がけ、作成しました。 (※) 2013/5 追記5 minutes シリーズでは公開を終了したため、Web Cast のみこちらに再アップロードいたしました。 [View:http://blogs.technet.com/cfs-file.ashx/__key/communityserver-blogs-components-weblogfiles/00-00-00-74-97/5074.Hyper_2D00_V_5F00_3.wmv] さっそく、「わかり易いね」とか「こんなこと知らなかったよ」とお褒めのコメントをいただいており、嬉しい限りですが、それらに紛れて「確かに若いな」「前からそう思ってた」「うーん、そうかなぁ」といったコメントも … この話題についてこれない方、ぜひ上記のリンクから Web Cast をご覧いただき、その後に私の自己紹介を読んでみてください。 Web Cast 連動型 Blog となっています (笑) さて、Web Cast 連動型だと宣言しましたので、ここでは Web Cast をご覧いただいたことを前提として、 Web Cast でご紹介しきれなかった点を補足… Read more

SCVMM DebugView ログ トレースについて

こんにちは。 Windows テクノロジー サポートの大羽です。   SCVMM(Sytem Center Virtual Machine Manager)ネタについても記載して いきたいと思います。   製品についてご存知ない方は、以下のサイトをご確認ください。   SCVMM Technet Home http://technet.microsoft.com/ja-jp/scvmm/default.aspx     SCVMM は Hyper-V や VMware の統合管理や P2V など、仮想環境における 様々な機能が盛り込まれた製品です。   OS 上の様々なコンポーネントを利用して、多くの機能を実現しているわけ ですが、高機能だけにトラブルが発生したときは大変です。   そんなトラブルが発生したときに、どのようなツールが使えるのか、という テーマで記載したいと思います。   今回は DebugView を利用したトレースを採取する方法です。 英語版の手順は、以下のサイトにありますが、何故か日本語で説明している サイトが見受けられないので、記載しておきます。   How to collect SCVMM traces http://blogs.technet.com/chengw/archive/2008/05/08/how-to-collect-scvmm-traces.aspx   DebugView は以下のサイトからダウンロードいただけます。   DebugView for… Read more

TS RemoteApp 接続における TS ゲートウェイの設定について

こんにちは。Windows テクノロジー サポートの柴谷です。 さて、サポート部門では、5 minutes シリーズ トラブルシューティング編 という、サポート エンジニアが紹介する Web Cast を新設いたしました。 その記念すべき第一回目として、私の紹介する Web Cast が公開されております。もしよろしければご参照ください。 また、次回は同じチームの酒井さんによる、Hyper-V の Web Cast が登場予定です。 これからもよろしくお願いいたします!   TS RemoteApp 接続における TS ゲートウェイの設定について… Read more

WSFC: クラスタ ログはどこ?

こんにちは、Windows テクノロジー サポートの高山です。 Windows Server 2008 から導入されている、新しくなったクラスタ Windows Server Failover Clustering (WSFC) のクラスタ ログについてですが、WSFC では、テキスト ファイルのクラスタ ログは既定では存在しませんので、ご注意を。。。 クラスタ コマンドの “Cluster log /g” を実行すると、クラスタを構成するすべてのノードで、各ノードの C:\Windows\Cluster\Reports\ ディレクトリにテキスト ファイルのクラスタ ログが生成されますので、クラスタ ログを参照する場合には、このコマンドをご利用ください。 – 構文cluster /cluster:<クラスタ名> log /generate *  /cluster:<クラスタ名> は省略可能*  /generate は /g でもよい  … Read more

Windows Server 2008 Server Core におけるメモリ ダンプの設定方法

Windows Server 2008 Server Core エディションにおいてメモリ ダンプの設定を構成するためには Wmic コマンドを使用します。 設定方法==============================・メモリ ダンプの種類 wmic RECOVEROS set DebugInfoType=<NUM> NUM に入る数字は採取したいメモリ ダンプ種別により、以下の数値を入力します。 1 : 完全メモリ ダンプ2 : カーネル メモリ ダンプ (既定値)3 : 最小メモリ ダンプ 0 : メモリ ダンプの採取を無効にする 現在の設定を確認したい場合は以下のコマンドを実行します。 wmic RECOVEROS get DebugInfoType ・システム エラー発生後の自動再起動設定 wmic RECOVEROS set AutoReboot=true true : 自動的に再起動する (既定値)false : 自動的に再起動しない 現在の設定を確認したい場合は以下のコマンドを実行します。 wmic RECOVEROS get… Read more

最小メモリ ダンプ サイズが 64 KB より大きくなる

こんにちは。 Windows テクノロジー サポートの永野です。 Windows XP について==================Windows XP は、Service Pack 1 より各ドライバがコールバック関数を登録し、障害発生時にドライバごとの情報をダンプに付加できる機能が搭載されました。そのため、ご利用の環境によってダンプ ファイルのサイズが 64 KB を超える事象が発生します。 Windows Vista について==================Windows Vista では、以下のように最小 メモリ ダンプ ファイルのサイズが変更されております。 32 bit … 128 KB64 bit … 256 KB このサイズに、Windows XP Service Pack 1 以降と同様にドライバごとの情報が付加されます。… Read more