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Microsoft Japan Windows Technology Support

DPM 2007 の Hyper-V バックアップ時に適用すべき修正プログラムについて

こんにちは。Windows テクノロジー サポートの石井です。   先日、TechEd というイベントで技術相談窓口のスタッフとして横浜に行って参りました。普段、電話による技術サポートを提供している中で、直接お客様と会ってお話し出来る貴重な機会でした。 DPM 2007 についても、今後構築予定であるとか、現在運用中で困っている、といった具体的なお話しを伺うことが出来、大変参考になりました。今後も、DPM 2007 をご利用の皆様に少しでも助けとなるような情報をお知らせしていけたらな、と思います。よろしくお願いいたします。   NEWS: 8 月のロールアップ パッケージ公開のお知らせ   今回のトピックの前に、まずは DPM 2007  SP1 に適用する最新のロールアップパッケージの公開のお知らせです。 修正内容などが記載されておりますので、ご確認下さい。   技術情報番号 970868:  A hotfix rollup package is available for System Center Data Protection Manager 2007: August 28, 2009 http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;EN-US;970868   尚、ロールアップパッケージの ダウンロード サイトは以下となります。 System Center Data Protection Manager 2007 Hotfix Package… Read more

トランスポータブル シャドウ コピーの互換性について

こんにちは、Windows テクノロジー サポートの酒井です。今回はトランスポータブル シャドウ コピーの互換性について触れさせていただきます。 トランスポータブル シャドウ コピーをご利用いただくメリットの一つとして、バックアップ対象の業務サーバーと、実際にデータをバックアップするバックアップ サーバーをそれぞれ個別に持つことが出来るという点が挙げられます。 例えば、複数の業務サーバーに対して、専用のバックアップ サーバーを一台だけ用意し、バックアップ データを集約させることなども可能です。 この機能は、業務サーバー上で生成したボリューム シャドウ コピー データをバックアップ サーバー側でインポートすることによって実現されており、業務サーバー上の VSS と、バックアップ サーバー上の VSS とが、XML 言語を用いて対話をしながら処理を進めているのですが … 現時点において、この VSS 間の XML 言語を用いた対話は、各バージョン間の互換性が保証されておりません。 これは、バージョン アップによる機能追加などをフレキシブルに行えるよう考慮された製品上のデザインですが、これにより、業務サーバーとバックアップ サーバーの VSS は基本的に同一バージョンをご利用いただく必要があります。 具体的に、次のような点にご注意ください。 業務サーバーとバックアップ サーバーの組み合わせとして、Windows Server 2003 と Windows Server 2008 を混在させることは出来ません。  VSS 関連の修正プログラムを適用する場合には、業務サーバーとバックアップ サーバーの両方に適用していただく必要があります。 (業務サーバーとバックアップ サーバーの組み合わせに同じバージョンの Windows をご利用いただいた場合でも、修正プログラムの適用によって VSS がバージョン アップされることがあります。Windows Server 2003… Read more

DPM 2007 SP1 の Hyper-V バックアップの仕組み

こんにちは。Windows テクノロジー サポートの石井です。   DPM 2007 SP1 以降、Hyper-V の仮想マシンをバックアップできるようになりました。DPM をご利用いただいている皆様が運用、管理を行う上で知っておくとトラブルシューティングに何かと有用な、Hyper-V の VM のバックアップの仕組みを図解付きでご説明したいと思います。 スナップショットについて まずはじめに、VSS のスナップショットの機能について、簡単にご説明しておきます。 あるアプリケーションが使用中のファイルがあり、バックアップソフトがこのファイルのバックアップを取るものとします。スナップショットを使わないバックアップだと、以下のような状況になります。     – アプリケーションがファイルに排他ロックをかけていると、ファイルを開くことが出来ない為、バックアップに失敗してしまう。 – バックアップにおいて読み取り中にファイルが変化するとバックアップ対象のファイルに首尾一貫性が無くなってしまうので、バックアップ中はアプリケーションがファイルに変更を行うことが出来ない。 – 遅延書き込み (※ 1) の動作の為、バックアップ開始時に物理メモリ上に残っている情報はファイルに反映されておらずに消失してしまう。   (※ 1 ファイル変更情報をメモリにある程度ためておき、一度にディスクに書き込むことでディスク I/O 頻度を減らし、パフォーマンスを向上する仕組みです。)   上記の状況を回避するため、 DPM はボリューム シャドウコピー サービス (VSS) と呼ばれる Windows の機能の中のスナップショットの機能を使用してバックアップを行っています。 スナップショットとは、名前の通り、作成時のファイルの静止状態を仮想的に作成する機能で、バックアップソフトはスナップショットの静止状態からバックアップを行い、アプリケーションはバックアップ中も引き続きファイルへ変更を行うという、バックアップの為の瞬間的な情報の保持と読み取り、アプリケーションによるファイルへの書き込みの両立を実現しています。アプリケーションによっては、さらにこの仕組みを補助する仕組みが実装されていて、物理メモリの内容をディスクに一度フラッシュしてくれるものもあります。(詳細は後述します。)     VSS ライタ (アプリケーション ライタ) とは   上記の通り、バックアップを行う対象のアプリケーションごとに、バックアップを採取するタイミングで、有効なファイルの状態を準備してあげる仕組みを実装しているものがあります。これが、VSS のアプリケーション… Read more

DPM 2007 SP1 のインストール ステップ バイ ステップ

こんにちは、Windows テクノロジー サポートの石井です。   Windows Server 2008 へ DPM 2007 をインストールしたり、DPM 2007 のエージェントをインストールしてバックアップ対象にする際にうまくいかない、というお問い合わせを幾つかお寄せいただいております。   本日は、DPM 2007 導入時や検証時に避けては通れない、以下の点にフォーカスして手順をご紹介したいと思います。既に DPM 2007 を導入済みの方で、以下の点にお悩みの方も、手順に見落としが無いかご参考いただけると幸いです。   – DPM 2007 を Windows Server 2008 にインストールする – DPM 2007 SP1、及び最新のロールアップ プログラムを適用する – DPM 2007 のエージェントをインストールする     前提条件ソフトウェアのセットアップ   Windows Server 2008 の OS インストール直後の状態を想定し、DPM 2007 に必要な前提条件ソフトウェアのインストールから順番にご紹介します。   — Windows Power Shell… Read more

Windows Server 2008 R2 のドキュメント公開!

ホワイト ペーパーや、パワーポイントの資料など、Windows Server 2008 R2 に関する情報を以下のサイトにまとめて公開しております。 いろいろな資料を提供しておりますので、是非、ダウンロードの上、ご参照ください。   Windows Server 2008 R2 Documentation & Resources http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=079EB880-6E15-4381-9EDF-53CFAFF3AB02&displaylang=en  … Read more

リソース不足について – 第 3 回

こんにちは。 Windows テクノロジー サポートの丸山です。   第 1 回、および第 2 回では、リソース不足の問い合わせにおいて、原因となることが多いページプール、非ページプールの不足についてお話をさせていただきました。   今回は、ページプール、非ページプールの上限値の確認方法と、Windows Vista や 64-bit Windows についてお話します。   ページプール、非ページプールの上限値確認方法について   まず、パフォーマンスモニタでは、以下の値が確認可能であることをお話ししました。   – Pool Nonpaged bytes – Pool paged bytes (この値は、ページアウトされた分も含めた、ページプールの全体サイズを示しています) – Pool paged resident bytes (この値は、ページプールの中でも、物理メモリ上にあるメモリサイズを示しています)   しかしながら、パフォーマンスモニタでは、これらの最大サイズを確認することができません。 カーネルデバッガを使用して、!vm コマンドを実行することで、値を確認することができます。 ただし、Windows Vista 以降の OS をお使いの場合では、デバッガを接続するためにWindows をデバッグモードで起動する必要があります。ちょっと面倒ですね。   そこで、代わりに今回は Process Explorer ツールを使用した方法についてご紹介します。 Process Explorer では、シンボルの設定を行うことで、現在確保されているプールのサイズや、その上限値を確認することができます。… Read more

Windows Server 2008 の [警告のタスク] の利用方法

こんにちは。 Windows テクノロジー サポートの永野です。   今日は、「Windows Server 2008 の [警告のタスク] で引数を正常に渡す方法について」です。 パフォーマンス モニタで監視中に一定のしきい値を超えた時に通知する機能があります。 これが [警告のタスク] です。   設定方法 ——– 1. [信頼性とパフォーマンス モニタ] を起動し、[データ コレクト セット] – [ユーザー定義] の順に展開します。 2.   [ユーザー定義] を右クリックし、[新規作成] – [データ コレクト セット] を選択します。 3. 名前を適切に入力した後、[手動で作成する] を選択し、[次へ] をクリックします。 4. [パフォーマンス カウンタの警告] を選択し、[次へ] をクリックします。 5. 監視するパフォーマンス カウンタを適切に設定し、[次へ]、[完了] の順でクリックします。 6. 作成されたデータ コレクト セットを選択します。 7. 右ペインの… Read more

DPM 2007 Service Pack 1 インストール時に残る一時ファイル

こんにちは。Windows テクノロジー サポートの石井です。   今回は、バックアップ製品である DPM 2007 Service Pack 1 インストール時に残る一時ファイルについてご説明します。   インストール処理終了後は削除可能 DPM 2007 SP1 と SP1 の保護エージェントのインストール後に、DPM サーバーや保護対象に多数の一時ファイルが残ります。     以下のファイルがそれにあたりますが、これらは削除いただいても差し支えありません。 これらのファイルは、SP1 適用や保護エージェントのアップデート時に、最も空き容量の多いボリュームに残ります。   eula.1028.txt eula.1031.txt eula.1033.txt eula.1036.txt eula.1040.txt eula.1041.txt eula.1042.txt eula.2052.txt eula.3082.txt globdata.ini install.exe install.ini install.res.1028.dll install.res.1031.dll install.res.1033.dll install.res.1036.dll install.res.1040.dll install.res.1041.dll install.res.1042.dll install.res.2052.dll install.res.3082.dll VC_RED.cab VC_RED.MSI vcredist.bmp   そもそも何のファイルか 上記ファイルは、当該一時ファイルを残す動作は SP1 や… Read more

リソース不足について – 第 2 回

こんにちは。 Windows テクノロジー サポートの田辺です。 リソース不足について – 第 2 回 では、ページ プールと非ページ プールについて もう少し掘り下げて見ていきたいと思います。 第 1 回と比較をすると細かい内容となりますが、トラブルシュートを行う上では欠かせない要素もいくつかありますので、がんばって進めていくことにしましょう。     割り当てられる領域につける名札について   ページ プールおよび非ページ プール内の領域が、各要求元のドライバに割り当て (Allocate) られる際には、Tag と呼ばれる 1 ~ 4 文字の名札がつけられます。 大抵この Tag には 要求元のドライバにより一意の文字が指定されるので、ドライバのどのような動作の際に確保されたプール (ページ プールもしくは 非ページ プール) なのかを判断する事ができ、この Tag 毎に使用されている値を見る事でプールの枯渇が発生した場合に、どのドライバが “限りあるリソース” を消費しているのかを追跡する事が可能となるのです。ただし、Tag そのものから確保されたプールがページ プールもしくは非ページ プールなのかを判別する事はできません。多くの場合、ページ プールと非ページ プールで共通の Tag が使用されます。   いくつか例を挙げてみますと、、、   MmSt –… Read more

VolSnap 33 が大量に出てしまう問題について

こんにちは。  Windows テクノロジー サポートの新川です。   今回は、システム イベントで以下のように、「VolSnap 33 が大量に記録され、最終的に VolSnap 24 や 35 も発生し、VSS の以前のバージョンが全て消えてしまった」という問題について、Windows Server 2003 での VSS の動作を含めて説明します。   ************************************************** イベントの種類: 情報 イベント ソース: VolSnap イベント カテゴリ: なし イベント ID: 33 説明: ボリューム X: の最も古いシャドウコピーは、ボリューム X: のシャドウ コピーの使用ディスク領域をユーザーが定義した制限より小さく保つために削除されました。 **************************************************  ・  ・ ************************************************** イベントの種類: 警告 イベント ソース: VolSnap イベント カテゴリ: なし イベント ID: 24… Read more