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Microsoft Japan Windows Technology Support

DPM 2007 SP1 のインストール ステップ バイ ステップ

こんにちは、Windows テクノロジー サポートの石井です。


 


Windows Server 2008 DPM 2007 をインストールしたり、DPM 2007 のエージェントをインストールしてバックアップ対象にする際にうまくいかない、というお問い合わせを幾つかお寄せいただいております。


 


本日は、DPM 2007 導入時や検証時に避けては通れない、以下の点にフォーカスして手順をご紹介したいと思います。既に DPM 2007 を導入済みの方で、以下の点にお悩みの方も、手順に見落としが無いかご参考いただけると幸いです。


 


– DPM 2007 Windows Server 2008 にインストールする


– DPM 2007 SP1、及び最新のロールアップ プログラムを適用する


– DPM 2007 のエージェントをインストールする


 


 


前提条件ソフトウェアのセットアップ


 


Windows Server 2008 OS インストール直後の状態を想定し、DPM 2007 に必要な前提条件ソフトウェアのインストールから順番にご紹介します。


 


— Windows Power Shell インストールを行います
既に Windows Power Shell インストールされている場合はスキップしてください。

1. [
管理ツール] – [サーバー マネージャ] を起動します
2.
左のペインより機能をクリックします。
3.
右ペインより、機能の追加をクリックします。
4. Windows Power Shell
の機能を選択してください。
5.
インストールの確認の画面で、インストールを選択してください。

— IIS
インストールを行います
既に IIS インストールされている場合は、お手数ですが一度 [役割の削除] を行い、再度 IIS インストールを行って下さい。

削除手順:
[
サーバー マネージャ] を起動します
左のペインより役割をクリックします。
右のペインより、役割の削除をクリックします。
“Web
サーバー (IIS)” のチェックをはずします。
削除をクリックします。

インストール手順:
6. [
サーバー マネージャ] を起動します
7.
左のペインより役割をクリックします。
8.
右のペインより、役割の追加をクリックします。
9.
役割の追加の画面で、 “Web サーバー (IIS)” を選択し、“Web サーバー (IIS) に必要な
機能を追加しますか?のダイアログにおいて必要な機能を追加を選択し、次へ進みます。
10. “
役割サービスの選択の画面で、既定でチェックされているものに加えて、
以下のコンポーネントを追加してください。

HTTP
リダイレクション
Application
開発
ASP.net
.NET
拡張性
ISAPI
拡張
ISAPI
フィルタ
サーバー側インクルード
セキュリティ
Windows
認証
IIS 6
管理互換
IIS 6
メタベース互換
IIS 6 WMI
互換
IIS 6
スクリプト ツール
IIS 6
管理コンソール



単一インスタンス ストア (SIS) インストールを行います

11.
コマンド ラインから “start /wait ocsetup.exe SIS-Limited /quiet /norestart” を実行し、
単一インスタンス ストア (SIS) インストールします。(システムの再起動が必要です。)



DPM 2007
本体、Service Pack 1、ロールアップ プログラムのインストール


引き続き、以下では DPM 2007 本体のインストールから、Service Pack 1、ロールアップ プログラムの適用までをご紹介いたします。


 


Service Pack 1 では、リリース時からの累積的な修正や、新機能、および既存の機能のパフォーマンス アップなど様々な改善がなされております。また、ロールアッププログラムについても、Service Pack 1 以降に報告された既知の不具合についての修正が含まれているため、予防の為に適用いただくことをお奨めしております。特に理由の無い限り、全ての環境において是非とも適用いただきたい修正となりますので、ご検討いただけると幸いです。


 


※ 注意事項:


Service Pack 1 にて、DPM から MOSS 環境をバックアップした際に必要な、アイテムのカタログ化のパフォーマンスが劇的に改善しております。その一方で、MOSS 環境をバックアップいただいている DPM 2007 の既存の環境に SP1 を適用する場合、DPM サーバー上に存在する既存の Sharepoint のカタログを Service Pack 1 用に変換する処理に非常に長い時間がかかることが報告されております。


弊社事例においては、30 万程度の Sharepoint のデータ数を保護している場合で、24 時間程度の時間がかかることが報告されております。DPM サーバーの処理速度や、アイテム数に応じて変化いたしますので、多くの Sharepoint のアイテム数がある環境を保護している場合には、セカンダリ DPM サーバーをご用意いただくなど、事前に計画をたてていただくことを推奨いたします。



1. DPM 2007
DVD からインストーラを起動し、インストールを実行します。(システムの再起動が必要です。)

2. DPM
インストール完了後、DPM 2007 Service Pack 1 インストールします。(再度、システムの再起動が必要です。)


 


SP1 のダウンロードは以下サイトより行って下さい。

System Center Data Protection Manager 2007 Service Pack 1 (64bit)
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=8AE5EDAC-4DE8-44E0-A6F9-8AFBB3E23585&displaylang=en



System Center Data Protection Manager 2007 Service Pack 1 (32bit)
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=43CEF22C-F027-4C0B-8FAD-B081485C3EFE&displaylang=en



DataProtectionManager2007-KB959605.exe
の実行後、DPM 2007 管理者コンソールを起動し、SP1 のアップデート ウィザードを完了後、DPM サーバーの再起動を促すメッセージが表示されます。


参考情報:
DPM 2007 SP1
についての詳細は、以下の弊社技術情報をご参考下さい。

Description of System Center Data Protection Manager 2007 Service Pack 1
http://support.microsoft.com/kb/959605/



What’s New in DPM 2007 Service Pack 1
http://www.microsoft.com/systemcenter/dataprotectionmanager/en/us/default.aspx


 


DPM 2007 SP1 インストール時の一時ファイルは、下記記事をご参考いただき、消去いただきますようお願いします。


 


DPM 2007 Service Pack 1 インストール時に残る一時ファイル


http://blogs.technet.com/askcorejp/archive/2009/06/11/dpm-2007-service-pack-1.aspx




 


 


3. DPM 2007 SP1 以降の、既知の不具合への修正が含まれるロールアップ パッケージを


インストールします。 (前提として、DPM 2007 SP1 が適用されている必要がございます。)


下記は、現時点で最新版となる、2009 6 月版のロールアップ パッケージです。


 


Description of the hotfix rollup package for System Center Data Protection Manager 2007: June 30, 2009


http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;EN-US;970867


 


ロールアップ パッケージは、およそ 2 ヶ月単位で、その間に行われた修正をまとめてリリースされております。


本ブログにて、アップデートがあり次第随時お知らせしてゆきますので、ご注目下さい。


 


DPM 2007 エージェントのインストール


 


DPM 2007 SP1 と、ロールアップ パッケージをインストール後は、


下記手順に従い、エージェントのインストールを行います。


 


※ エージェントのインストール後、DPM 2007 のエージェントが使用するフィルタ ドライバの


インストールを行う為、保護対象の再起動が必要となります。


従って、エージェントのインストールは、保護対象の再起動が可能なタイミングで行っていただきますようお願いいたします。


 


方法 1: リモートインストール


 [DPM 2007 管理者コンソール] [管理] タブの [エージェント] タブより、


バックアップを行いたいサーバーに対して、それぞれエージェントのインストールを行います。


手軽な方法なのですが、Windows Server 2008 の日本語版使用時にエージェントのリモート インストールに


失敗する現象や、ファイアウォールの存在によりリモートインストールに失敗する現象が報告されております。
その場合は、以下に記載する手動インストール手順をお試し下さい。


 


方法 2:手動インストール


保護対象の OS Windows Server 2008 の場合は、手動インストールの手順を推奨しております。


また、ファイアウォールが存在する環境においても、リモートのインストールに失敗するため、


同様に手動インストールを行っていただきますようお願いいたします。


 


以下のマイクロソフト技術情報をご参考いただき、手動でのインストールをお試し下さい。


 


System Center Data Protection Manager 2007 [DPM 2007 管理者コンソール] からの


保護エージェントのリモート インストール、またはアップデートに失敗する


http://support.microsoft.com/kb/968964/ja


 


※ 上記技術情報 968964 の手順 3 の手順で、間違って DPM 2007 SP 無し版のエージェントを選択し、インストールに失敗するお問い合わせが非常に多く寄せられております。エージェントのインストーラのフォルダとインストーラ名にご注意下さい。


 


以上で、DPM 2007 SP1 とロールアップの適用と、エージェントのインストールは完了です。[DPM 2007 管理者コンソール] [保護] タブよりバックアップを開始してみてください。


 


参考情報 1:


MOSS Exchange のバックアップについては、さらに追加で特殊な設定が必要ですので、以下の技術資料もご参考下さい。


 


System Center Data Protection Manager 2007 (DPM) 技術資料


http://technet.microsoft.com/ja-jp/dpm/bb931334.aspx


 


参考情報 2:


Windows Server 2008 上にインストールされた DPM 2007 で、管理者コンソールでレポート タブを起動すると以下のエラーが発生する事があります。


 


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ID: 3013 IISの接続の問題のためSQLサーバーレポーティングサービスサーバーに接続できませんでした。


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上記発生時、DPM サーバーのブラウザから http://localhost/ReportServer$MS$DPM2007$/ へのアクセスで以下のエラーが表示された場合、次の手順にて回避可能と考えられます。


 


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HTTP エラー 403.1 – Forbidden


実行可能ファイルの実行が許可されていないディレクトリから CGIISAPI、または他の実行可能プログラムを実行しようとしました。


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手順:


1. IIS マネージャを開き、[Sites] – [Default Sites] – reportserver$MS$DPM2007$ を選択します。


2. Features View 配下の IIS – Handler Mapping をダブルクリックします。


3. 画面横の Action 配下の Edit Feature Permissions を選択し、Permissions Read


Script にチェックがなされていることを確認いたします。


4. 以上の作業がすみましたら改めましてブラウザよりレポートの表示をご確認ください。


 


なお、上記は下記の公開情報において、対処方法として記載されています。


 


Windows Server 2008 を実行しているコンピュータで SQL Server 2005 Reporting Services を構成する方法とインストールする方法 (機械翻訳)


http://support.microsoft.com/kb/938245/ja


 


Troubleshooting Reporting Issues


http://technet.microsoft.com/en-us/library/bb795696.aspx


 


DPM の構築手順や、Hyper-V の保護環境の構築についての公式資料は以下となります。


 


参考情報 3:


DPM 2007 構築と、DPM 2007 がサポートするアプリケーションの保護の設定等についての


公式資料は以下となります。


 


System Center Data Protection Manager 2007 (DPM) 技術資料


http://technet.microsoft.com/ja-jp/dpm/bb931334.aspx


“System Center Data Protection Manager 2007 実践ガイドをダウンロードしてください。


 


 


次回は、DPM 2007 を使って Windows Server 2008 Hyper-V の仮想マシンのバックアップを行う際の仕組みや、推奨される修正プログラムなどをご紹介いたしますので、ご期待下さい。